理屈はわかるけど…

「理屈はわかるが、その事実を受け入れがたい」って人は、肉棒……じゃなくて鉄棒の「逆上がり」を思い浮かべてくださいませ。小学校の体育にて。必死にならずともカンタンに回れちゃう児童もいれば、必死で練習しやっと回ることができる児童もいます。人間は平等ですが、人間の持つ特性は不平等なのです。「彼氏作りはカンタンだが、逆上がりは必死にならなければ回れないタイプ」もいれば「逆上がりはカンタンだが、彼氏は必死にならなければできないタイプ」も存在するってことで。

 トークイベントでは「彼氏を作る方法」として「とりあえず付き合う」というアイディアも飛び出しました。「とりあえずビール」みたいな感覚ですね。そういえば、今でこそすっかりビール党の筆者ですが、20代前半の頃はビールが飲めませんでした。当時は、カルアミルクやらセックスオンザビーチやら、甘ったるいカクテルばかり好んでいましたっけ。

 ビールが飲めるようになったのは、大人数で飲み会をする機会が増え、皆さんに合わせて「とりあえずビール」で慣れていったのがきっかけです。苦手だったビールに、とりあえず感覚で馴染んでいくうち、いつの間にか大好きと思えるようになった筆者。彼氏ができない婦女子の皆様も、苦手なタイプの男性でも、とりあえず感覚で付き合っていくうち、いつの間にか大好きと思えるのかもしれません。

「彼氏を作る方法」として最後にご紹介したいのが「(男性に)勝ち戦認定させること」です。男性とは意外にも自信がない生き物。負け戦をしたくないので、「絶対に断られない」という核心が持てない限り、「付き合おうぜ」とは言えないのが男性側の事情。昨今の草食系は特にそうでしょうね。

 では、勝ち戦認定させるには、具体的にどのようなアクションをとるべきなのでしょうか? トークイベントで出た結論によると、「ヤルのが一番!」だそうです(笑)。「ヤルのが一番!」と言われても、なかなかヤル流れに持ち込めない婦女子もいるでしょう。トークイベントでは「ヤル流れに持ち込む方法」に関する話題も出たので、それはまた来週お届けしますね。

Text/菊池美佳子

次回は <好きな男性とデキる!さりげなくセックスに持ち込む5つの秘訣>です。
私たちが知りたいのは「すぐヤレる男を見分ける方法」ではなく、「ヤリたい男とヤる方法」!面倒な女っぽく見せずにセックスする流れへ持ち込むやり方を、AMトークイベントでの内容から5つご紹介します。