膣萎縮や視力低下…それを受け入れられるのは「がんばってきたから」

先日、20代の頃から親しくしている女友達と飲む機会があった。それぞれにエロ業界の片隅で、時にパンツを脱いで糊口を凌いでいた最中に出会い早30年。結婚や出産といった各々の環境の変化はもちろん、これまでの過去の下半身事情を含む男遍歴もなんとなくは把握している仲だ。

それはさておいて、彼女と飲むと「お互いにお疲れさま!」という気持ちになる。おそらく足場がぐらぐらしていた若き頃を知っているからだろう。といっても共にしがないフリーランス、いまだって足元はいつもぐらぐらであるのだけど、それでもなんとかやってきたことに関して労いの気持ちをいつも覚える。

そんな彼女に近況を尋ねたところ、膣萎縮に悩んでいるという。加齢によって女性ホルモンであるエストロゲンが減少し、膣粘膜が弾力を失うと同時に萎縮してしまう現象だそうで、痛くてもうセックスなんてできる気がしないそうだ。世のアラフィフの何パーセントがセックスをしているのかはわからないし、現在の彼女の性生活も詳しくは知らないけれど、それまで当たり前のように出来ていたことができなくなるということ、人生の中でそこそこのウエイトを占めていたものを喪失するということについて、寂しさとか焦りを感じるのは当然のことだ。

「する機会があるかないかはさておいて、出来ないっていうのがつらいよね」と言ったところ、彼女は「だから、アナルを開発しようかなって思ってるんだよね」とさらっと前向きな姿勢を示した。さすがエロ業界で30年生き残ってきた女。逞しい。

ペンダントライトにストレスが…

彼女は膣に問題があるようだが、最近のわたしは視力に問題がある。というのも我が家の自室のライトは、IKEAで買ったペンダントライトで、黄みがかった白熱灯がはめ込まれている。友人などを招いた際にはリビングやダイニングで応対するため、自室がムーディーである必要はまったくないのだけど、「せっかくだったらカワイイお部屋にしたい!」と思って4年ほど前にうっかり買い求めたのだが、このライトへのストレスが年を追うごとに深まりつつある。圧倒的に明るさが足りないのだ。

部屋の真ん中に据え付けてあるのだが、まずもってパソコンのモニタとの相性が非常に悪い。青っぽい光を放つノートパソコンの画面と、部屋中を暖かく包む穏やかな色味のライトが交じり合って正直、気持ちが悪い。また、部屋の隅にあるクロゼットまでの奥まで照らしきれないので服を選ぶ際によく見えなくて不便なのはまだいいとして、夜、本を読もうとするととにかく文字が見えづらい。仕方なしに読書灯を買ったのだけど、それをつけてもまだ十分な明るさを確保できているとはいえない。そこに加えてこのところの視力の低下。いい加減に観念してライトを取り替え時かもしれない。