ベッドの上でやってることは
変わってない

「そういえば、初めてのセックスを経験してから何年経ったんだろう」「何人くらいと対戦してきたんだっけ」コラムのネタを探す手がかりになると思い、ちょっと振り返ってみようと思ったら、あまりに遠い昔の話で気が遠くなりました(笑)。それと同時にゾッとしたのが、ベッドの上でやってることはあの頃も今も、大して変わっていないこと。
スキンケアは値段の安さだけで買っていたのが、今ではレチノールやPDRNなど成分を見て買うようになったのに。レポート提出のためにどうにかタイピングを覚えたアナログ派だったのが、今では生成AIを何種類も使い分けられるようになったのに。セルフプレジャーだって、プラスチックの卵型ローターから医療用シリコングレードの吸引グッズへと進化したのに。何もかもがアップデートしているというのに、セックスだけは相手が変わってもずっと同じことを繰り返していませんか。同じような流れで始まり、同じような愛撫をして、同じようにリードされ、同じような満足度で終わる。
会社ならベテランだが…
友人たちと性の話をしていても、去年パートナーから「もうちょっとテクニック磨いて」と言われた友人は最近も同じようなことを言われていて、5年前にパートナーが前戯をしないと嘆いていた人は今も前戯をサボられていて、10年前にクラブで出会った男とワンナイトを楽しんでいた人は、今でもワインバーでナンパしています。そして、こんなことを書いている私自身も、昨日したセックスと5年前のセックス、そんなに変わっていないのでは?
5年、10年と時間を重ねれば、会社ならベテランです。それなのにレベルアップしていないとなれば、下手をすれば左遷かクビですよね。
もちろん、仕事とセックスは別ですし、変わらないことが悪いとは思いません。自分なりのスタイルがあって、変なプレッシャーもなく、一定以上の快楽が約束されているルーティンがある。それが同じパートナーと長く続けていくコツでもあります。
ただし、変わらなくてもいいのは、お互いに満足できていることが前提です。「なんとなく毎回同じ」「変えられるものなら変えたいところがある」「相手も本音ではなにか物足りなさを感じているかも」と思っているなら、アップデートする余地はあるかもしれません。
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