今日はそんな気分じゃないけど…断りづらい?

「今日はそんな気分じゃないのに、誘われそうな気がする……。どうしよう」
付き合いが長くなると、一度はこんなことを考えたことがある人も多いのではないでしょうか。
日本では“恋愛や夫婦愛”と“セックス”を結びつける文化があります。そのため「付き合ってるんだからセックスは定期的にするもの」「夫婦としてまだ愛があるならセックスするべき」と考えられがちです。だから、パートナーからセックスに誘われたとき、疲れていても「恋人関係を続けるためにも応えないと」「断ったら雰囲気が悪くなるかも」と、少し無理をしてしまうこともありますよね。関係をうまく続けるための、ある意味“戦略”なのかもしれません。
しかし、私は「今日はちょっと無理かな」と安心して言える関係の方が、実は性生活だけでなく関係そのものが長続きするのではないかと思っています。大事なのは、したくない日やできない期間があっても、それで関係が揺らがないという安心感です。
義務感でしていると…
恋愛初期は性欲も高まりやすく、一緒に過ごしているだけで自然とセックスする流れができます。しかし、長く一緒にいると、仕事で疲れている日もあれば、生理前で触られたくない日、ストレスでそれどころではない日だってあります。そんな日にも「恋人だから」「夫婦だから」と義務感でセックスしていると、気持ちよさよりも「こなすもの」になってしまいます。
実際に、性科学の研究では、自分の意思で行うセックスの方が性的満足度や関係満足度が高く、「嫌われたくない」「断れない」といった義務感とプレッシャーの中で行うセックスは、満足度を下げると報告されています。そりゃそうですよね。エロ漫画やアダルト動画のように「しているうちに気持ちよくなる」とはいかないのが生身の人間です。ただ性的満足度が下がるだけならまだいいですが、何度も気の乗らないセックスをしていると「セックス=義務」「セックスは面倒」というイメージが積み重なり、自分からしたいと思う自発的な性欲を感じにくくなってくるとも言われています。
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