
試練の夏休みがやってきた! 小学四年生の息子のお昼ごはん作りと夏休みの宿題の手伝い、暑い中での外遊びが課されたひと月が始まった……とこれまでの夏休みを思い出して恐々としていたのですが、いざ蓋を開けてみたら今年は驚くほどイージーモードに変わっていた。
小学四年生になった息子の過ごし方
というのも朝はわたしが寝ていても、勝手に買い置きのブタメンにウォーターサーバーからお湯を注いで食べているし、「お昼ご飯何食べたい?」と尋ねると頼まれるのは、だいたい素麺とか蕎麦とかラーメンなどの簡単な麺メニュー。いつもストックしてある冷凍庫のアイスが切れていても「買ってきなよ」とお金を渡せば素直にスーパーにひと走りしてくれるし、宿題もノルマを伝えれば素直にやってくれる。遊びだって友だちとキッズケータイで連絡をとって勝手に遊びにいって門限の18時には帰ってくる。なんてまともな!
なにを食べたいかを尋ねると「なんでもいいよ」というくせに「じゃや、お蕎麦でいいね」というと「うーん。蕎麦はいいや」と希望を伝えないくせに却下だけはしてきたり、買い置きが切れていると「じゃあ、どうすればいいの?」と暗に買ってこいアピールするのがデフォルトであった昔の恋人に爪の垢を煎じて飲ませたい。とにもかくにも、子は毎年成長をしていく。
が、一方で成長したゆえの問題もまた出てくる。最近の我が子に限っていうと、多分にわたしの影響もあってやたらと口が悪い。先日も新宿に遊びにいったところ、シネシティ広場のあたりで「野生のトー横キッズはどこにいんだよ。あ、いた。なんだジジイとババアばっかりじゃねーか。キッズなのは俺だけだわ」と腐し、また道端に倒れている人を見て「市販薬でキメ中かよ」と毒づいていた。いつか殴られるぞ。まぁ、お友達に暴言を吐いたりはしないので百歩譲ってそこは許すとして、もう少し深刻なのが現金の管理問題です。
ゲームの課金カードが…
というのも昨年のこと。我が家に息子の友達が何人か遊びに来て帰った後、息子のパパの友達がくれたゲームの課金カードがなくなっていたという事件があったのです。息子は半泣きでしたが、そもそもそんなものを無防備にリビングのテーブルの上に放置しておくほうが悪い。もちろん盗みは犯罪だけれど、犯罪に手を出さないという環境を作ることも重要……だけどじゃあ、我はどうなのだと振り返ったら、ダイニングのチェアの上に財布入りの鞄を放置するなど、あまりに現金の管理が杜撰であることにいまさら気がついた。
なぜなら、そもそも去年あたりまでは、息子ひとりで、もしくは友人らと買い物をする、という文化がなかったのです。ところが最近は友だちと駄菓子屋に集合するからお小遣いをくれとねだられるようになったし、「サイダーが飲みたいからお金ちょうだい」というので与えると勝手に外の自販機に買いにいく。いつの間にやら「買い物をする」というコマンドを手に入れているわけで、そうするとセットですべきは自宅内の現金の管理であることに、はっと気が付いたのでした。
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