仕事の話題を愚痴りたい妻、愚痴りたくない夫

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こんにちは、斗比主閲子です。

前回、「夫婦間での話題が偏っていたら、お互い理解できることがないのは当たり前」という記事を書きました。

特に、一日の大半を占める仕事が話題として登場しない傾向があることも触れましたが、では、実際に、家庭で仕事の話題が出るものかといえば、なかなかそんなことはないですよね。

私は仕事の話をパートナーにします

私は仕事のことをできるだけパートナーに話すようにしています。もちろん守秘義務があるようなことは話題にしませんけど、仕事上で出会った人や仕事の内容とかもできるだけ伝えます。

私が仕事の話を配偶者にするのは、一つは、誰かに話したくてそれを実際に話すことで楽になれるというのがあります。誰かにまったく否定されずに、自分の辛い話ができるのは、凄く意味があることなんですよね。

これは実体験だけじゃなくて。

私は、だいたい週に3人ぐらいのブログの読者からメールをもらいます。内容は、離婚とか離婚とか離婚とかまちまちですけど、皆さん、これまで誰にも話したことなく、私にメールを出したことでスッキリされるようです。

メールのやり取りがきっかけで、身近な人が亡くなったことから立ち直るためのグリーフケアや、DV・虐待経験からどう回復するかなど、様々なメンタルケアの方法を勉強する機会があります。

私自身はコーチングが好きで、体験を言葉にして語ることが有用だというのは知っていましたが、そういうメンタルケアの現場でも言語化は大切なことだとされていようです。