私はフランス人旦那とほぼ折半

アムールとお金の関係についてお話する前にひとつ。
フランスの夏の大イベントツールド・フランスも終盤を迎えパリジャンはパリを去り、観光客でごった返したこの街でまた悲劇が起こってしまいました。
先週お話したようにパリ在住の地味な日本人と対照的に、張り切ってオシャレしてお化粧もばっちりした私の知人がスリに会ってしまったのです。
(彼女だけでなく、私のパリの友人の日本人友達も2回に渡ってスリの被害に!)
スリにあった彼女はパリについて初日、ザ・観光地でフラフラしていたら、スリの女性3人に囲まれて身動きできなくなり
「なんだろう!? なんだろう!?」と思っている間にカバンから財布を盗まれ、
気付いた頃にはスリが財布の中身をもぎ取り、財布を放り投げていたというのですが、彼女は怖くて何も言えず泣き寝入り。
パリのスリは結構強引です。あえて強引に攻めても反抗できない日本人ばかり狙います。
スリに会った彼女も彼女で財布に大金を入れて歩いていたとか!
メールで事前に「スリには要注意!」と何度も注意しても、まさかここまで強引にやられるとは思ってなかったらしいのですが、甘い! 皆さんも海外旅行の際は(特にパリ)十分すぎるくらい注意してくださいね。
さてさて、アムールとお金の話。
みなさん驚かれるかもしれませんが、パリでは2人で生活するのに月々10万ちょっとあればなんとか生き延びていけます。
マルシェの野菜も安いので自炊すればなんとかなるのです。
娯楽にもお金がかかることが少ないですしね。ワインとパン、チーズで十分夏のピクニックを楽しめます。
その生活費を私は旦那さんと完全に生活費を折半しているのですが、今年に入って私の収入が減ったので彼に多く払ってもらっています。
フランスでは私達のようなカップルがあたりまえで、共通の口座を持って生活費や教育費をそこから使うことも極普通。
だと思っていたのですが私以外の日仏カップルではそうではないようなのです。
というのも先日、フランス人のパートナーをもつ日本人奥様たちとご飯を食べる機会があり、折半するスタイルを全否定されてしまったのです。
奥様の言い分はこう「そもそも私達パリに住む日本人はフランスでは外国人なので、仕事を探すのも生活するのも大変だからフランス人の旦那と折半なんてありえない! 旦那に多め、もしくは全部払ってもらって当然でしょ! そもそも私達はわざわざ日本から来てあげてるのよ!」とのお言葉。
(「もし日本に住むなら私が旦那を養う!」ともおっしゃてましたが…)
たしかに私が今年から旦那さんに生活費を多めに払ってもらっているのは、私が定期的な十分な収入がないからで日本にいるのなら仕事もみつかりやすくてその必要もないでしょう。
でもね、私は基本的にはフランス式の折半がいいと思うのです。
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