年末年始で実家への帰省が地獄化する3つの地雷ポイントをおさらいします

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by Markus Spiske raumrot.com

こんにちは、斗比主閲子です。

今月でもう一年が終わります。終わってみればあっという間ですが、結婚している人の場合は、年が切り替わる前に一つイベントがありますよね。

そうです、実家への帰省です!

実家にしろ、義実家(義理の両親の家)にしろ、帰省となると大なり小なりトラブルがあるものです。私のように二世帯住宅で姑と一緒に住み、日々ちょっとした嫌なことに出会う身としては、義実家に帰省する方がトラブルに遭遇されているのを見るのは毎年の楽しみとなっています。

……という、私の悪趣味の披露はこの辺にして、トラブルに遭うより遭わないほうがいいわけですから、実家や義実家への帰省を気持ちよく過ごすにはどうすればいいか、今回の記事では紹介したいと思います。

実家といっても他人の家

実家は“もう一つの自分の家“という意識がありますよね。短くて十数年、長くて二十数年暮らしてきた家ですから、そう思うのは無理からぬ話です。ただ、実際は他人の家です。

自分の家だったら、家具をどう配置するか、どんなキッチン用品を揃えるか、どれくらいの頻度で掃除をするかなどは自分が決めることです。家を自分仕様に変える権利は自分たち夫婦が持っています。

しかし、実家の場合はそうではありません。もはや家を出た身でもありますし、大抵は年老いた両親が自分たちの好きなように家をカスタマイズしているものです。

実家からすれば、自分たちの子どもが遊びに来てくれることに嫌な気はしない。子どもの立場からしても、親に会うのは当たり前のこと。

ただ、親子で一緒に暮らした記憶があるだけに、親と子どもでそれぞれの家庭が実は全然違う生活スタイルになっていることを忘れがちです。

以前も紹介したように、夫婦間のトラブルは「親しき仲に礼儀”なし”」をやらかして発生することが多いものです。そして、実家の帰省にまつわるトラブルも、同じような要因で起こります。