結婚の決め手

彼と一番合うなと思ったのはどのへん?

「なんで察してくれないの?言ってくれなきゃわからないよ!戦争」があるじゃないですか。私もそのやりとりは不毛だなと思ってて、彼も過去にそう言うことを言われて困惑してたみたいで。
「同じ母国語をもつ人間同士なんだから、言語で話し合って解決する方が早いよね」という点で一致しました。

彼もIさんとは話しやすかったんだろうね。

私を好きになった一番の理由は「話が通じるところ」だそうです(笑)。私は「私の気持ちをわかってよ!」じゃなく「私は今こういう気持ちです、その理由について説明します」と宣言してから話すので、コミュニケーションがとりやすいと言ってました。

それは好きになるよなあ。Iさんはモテまくってたわけだけど、彼と付き合ってすぐ「この人だ!」と決められた?

私の方も婚活で需要があったとはいえ、安いモテじゃないですか。「女の子なんだから」と弱いものとして扱われて、「庇護しないといけない」みたいに下に見て、ナメた態度をとられるんですよ。

「対等な人間」じゃなく「自分より弱い女」として扱われるんだよね。

そう、彼はそういうのが一切ないんですよ。ナメた態度をとらないし、「女」じゃなく「人」として尊重してくれる。それはジェンダーの意識が高いとかじゃなく、彼にとってはそれが自然というか当たり前なので、そこがすごく楽だなーと。

わかる。私も子宮全摘手術の腹の傷をカッコいいと思ってるんだけど、男には「でも女の子なのに…」とか言われて。

無理して強がらないで、みたいな。

本気でカッコいいと思とんじゃ!みたいな。小学生の時から、顔に真一文字の傷があるクイーンエメラルダスに憧れてたし。その点、夫は腹の傷を見て「ポンチさんがどんどん渋くなっていく」と褒めてくれる。

やるなこいつ、と思いますよね(笑)

夫は私を「女として」じゃなく「人として」見てくれたし、「女だから」じゃなく「私だから」好きになってくれたんだなと。

そういう男性も探せばいるんだなと思いました。石を引っくり返さないといないけど。

婚活中の女子たちは石を引っくり返して、ダサい柄のキンタマを見つけてほしいわ~。 

―次回は「毒親の呪いの解き方」についてトークします!

Text/アルテイシア

次回は <「母の呪いを解く呪文は?」毒親育ちのレズビアンが婚活で最高のパートナーに出会うまで②>です。
前回は、家族としてのパートナーを得るべく異性愛者の男性を狙って婚活した話をしてくれたIさん。今回は、結婚を目前にして抱いた、毒親育ちの自分に対する不安を吐露します。毒親という「魔女」の呪いを解く方法は。

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