「オレ、人間以外でも興奮する」と気づいてしまった性欲モンスター/中川淳一郎

大学時代「穴があれば何にでも入れる男」に会ったことがある。10歳ほど年上の男・Aと一時期仲良くしていた(付き合っていたわけではない)のだが、彼が「おいニノミヤ、面白いヤツを紹介してやる」と言ってきて対面したのが戸田氏である。

某大手広告会社に勤めているという30代前半の同氏は、Aにとって大学の後輩。僕が広告系を就職活動の希望業種にしていると知って親切で同氏を紹介してくれたのだ。その事実には感謝しているのだが……。

実はこの戸田氏、『夜の公園でヤッてると暴力団風の男に声をかけられた!スケベ男の話』の主人公なのだ。この文章では、戸田氏が飲み屋の女将さんのスカートの中に頭を入れて叩かれたり、就活の時に「僕はエッチの大魔王でーす」と言うも内定を獲得する、といったエピソードを紹介した。

こうした話はその後戸田氏と何度か飲みを重ねるにつれて聞いていくのだが、初回に聞いたエロ話がぶっ飛び過ぎていた。何しろAが開口一番言ったのが「こいつは穴があればなんでも突っ込みたくなるヤツなんだ」だから。

女性の性器は当然のことながら、当時も存在したオナホールにも突っ込む。そして、禁断の「獣姦」の話になった。彼が喋った内容はコレだ。

彼が語る、夏休みの話

「大学時代の夏休み、ヒマだったんで祖父母の家に1ヶ月行ったんですよね。まぁ、毎日オナニーはしていたんですが、とにかく田舎過ぎて女の子がいない! オレは別にナンパとかするわけではなく、なんとなくいい雰囲気になった女の子とヤるタイプなので、この田舎では何もできない。

だから欲求不満がたまっていきました。オナニーの回数を一日4回にしたのですが、それでもなんだか満たされない。ばあちゃんの家では鶏をたくさん飼っていました。玉子を取るためにね。ある日、庭の敷地内を放し飼いにされていた雌の鶏を見たら途端に欲情してしまったんですよ。そして……。

悪いことをしたな、と思ったのですが、何しろその時の性欲には敵わなかった。そこで、オレ自身、「オレ、人間以外でも興奮するんだ」ということに気付いてしまったのです……。この時、オレは鶏に対して心からお詫びの気持ちを抱きました」