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  • 2014.02.21

言葉での意思疎通なしで本気の恋は無理

パリのバレンタインはロマンチックなサービス

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by Xanetia

 パリの花屋で働く友人が教えてくれた面白いバレンタインサービス、「朝の7時から花束とクロアッサンとバター配達します」というもの。
花屋にとっては稼ぎ時の日であるバレンタイン、とはいえ朝の7時からお仕事ご苦労さまです!と思いつつ、なんでクロアッサンに+バター?聞いただけで胸焼けする!と思いつつ、さすがパリのロマンチックが止まらない。
このサービスは、もちろん男性が愛する女性に向けて利用するのです。
さすが恋の街パリ。

 さてさて、前回に引き続き「フランス語」のお話です。

 私がパリを訪れるまでは「パリジャンは冷たい、英語で話かけると無視される」という噂を信じていました。
ところが、ドイツ人の女の子にこんなことを聞きました。
「パリジャン『エクスクーゼ・モワ』(すみません)ってフランス語で質問すればちゃんと英語で応えてくれるよ」というのです。
なるほど、初めに「私はあなたの国の言葉をリスペクトしていますよ」という態度でいどめば、パリジャンもこちらに顔を向けてしっかり返事をしてくれるんだ、と。
初めてパリを訪れた時に実践したら、確かにほとんどの人は応えてくれました。

 ところが、パリのチェーン店らしき靴屋で試着したときに英語で「大きいサイズあります?」と聞いたところ「I don’t speak English」と返答されて、会話がシャットアウト。
20代の若いパリジェンヌの店員なのになぁ、とちょっと動揺してレジで支払いを済ませた後、私の口から出たのは「グラッツエ」と直前までいたイタリアの「ありがとう」でした。もうむちゃくちゃ。
恥ずかしいので小走りで店を出た覚えがあります。

 そもそも店に入るときに、パリでは「ボンジュール」というのが礼儀、店を出るときは、さようならの「オーヴォア」と言います。
当時私はそれを知らずにズカズカ店に入って、観光客態度丸出しだったんですね。

 あと、パリに住んでから道に迷ったときも「エクスクーゼ・モワ」と言って、時にはその後に「マダム」「ムッシュー」をつけると、さらにパリジャンは親切に応えてくれるということも分かりました。
ただ、パリジャンに道を聞いても3人が3人とも全然違う事を言うので、今ではパリジャンをたよらず地図をたよりにすることにしています。これもまたパリらしい話ですが。

 さて、こんな風に導入である挨拶からしてパリではフランス語がとっても大切。
先週お話したとおりフランスでは言葉が命
どれだけ不細工な人だって(失礼)お話が面白ければモテモテだし、どれだけ美男美女でも、話が面白くなければ相手にされません。
だから、じーっと黙っていても「何も考えてない人」もしくは「こいつはなんてなんだ」と思われて終了です。

 だからフランスに住みたいならばフランス語が必須なのです。

言葉で意思疎通ができない相手と本気の恋はしないフランス人

 語学学校や自分で勉強するのも当然ですが、フランス人と話すのが上達の早道、そこでパリでどうやってフランス語を話す機会を探すか?ですが、語学学校の掲示板に「日本語とフランス語のエクスチェンジをしましょう」という情報を見かけることが多いです。

 これは、日本語を勉強しているフランス人が「日本語を教えてくれる変わりに、私もフランス語を教えますよ」という募集で、フランス語で「エシャンジュ」といいます。
実は、このエシャンジュでフランス人男性と出会い結婚した知り合いが結構います。話をする中で恋が芽生える訳です。

 他には、語学交流イベントなるものがあり、これもインターネットや、語学学校の友人同士で情報交換する中で知る事ができると思います。
カフェを貸し切って、色んな言葉をしゃべる人たちの集まるパーティーです。
私はパリを旅行中に在仏日本人の方に教えてもらい参加しました。
ここでなら日本語を話すフランス人がいるかもしれない、少なくとも英語を話すフランス人にインタビューできるかな、と思って参加しました。
そこで、今の旦那さんと出会ったのです。
私は最初、旦那さんと英語で意思疎通をとっていました。
私がフランス語を勉強し始めてからは段々とフランス語になってきています。

 ここで一つ注意。意思の疎通ができない語学レベルの時に出会った外国人とは、体目的で言い寄られる、つまり遊ばれる可能性が非常に高いです。

 言葉がろくに通じないのに、どうして関係が持てるのか?と思うものの、体の関係は言葉もへったくれもなく持ててしまうものです。
お互いが遊びと承知ならともかく、後で泣く日本人女性もいないわけではありません。
特に日本人女性はやっぱり「non」と言えないし、やっぱりフランス人ほか外国人は押しが強い。

 そもそも、フランス人は例外を除いて意思の疎通ができない人と本気の恋はしないと断言してもよいと思います。

Text/中村綾花


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中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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