言葉で意思疎通ができない相手と本気の恋はしないフランス人

語学学校や自分で勉強するのも当然ですが、フランス人と話すのが上達の早道、そこでパリでどうやってフランス語を話す機会を探すか?ですが、語学学校の掲示板に「日本語とフランス語のエクスチェンジをしましょう」という情報を見かけることが多いです。

これは、日本語を勉強しているフランス人が「日本語を教えてくれる変わりに、私もフランス語を教えますよ」という募集で、フランス語で「エシャンジュ」といいます。
実は、このエシャンジュでフランス人男性と出会い結婚した知り合いが結構います。話をする中で恋が芽生える訳です。

他には、語学交流イベントなるものがあり、これもインターネットや、語学学校の友人同士で情報交換する中で知る事ができると思います。
カフェを貸し切って、色んな言葉をしゃべる人たちの集まるパーティーです。
私はパリを旅行中に在仏日本人の方に教えてもらい参加しました。
ここでなら日本語を話すフランス人がいるかもしれない、少なくとも英語を話すフランス人にインタビューできるかな、と思って参加しました。
そこで、今の旦那さんと出会ったのです。

私は最初、旦那さんと英語で意思疎通をとっていました。
私がフランス語を勉強し始めてからは段々とフランス語になってきています。

ここで一つ注意。意思の疎通ができない語学レベルの時に出会った外国人とは、体目的で言い寄られる、つまり遊ばれる可能性が非常に高いです。

言葉がろくに通じないのに、どうして関係が持てるのか?と思うものの、体の関係は言葉もへったくれもなく持ててしまうものです。
お互いが遊びと承知ならともかく、後で泣く日本人女性もいないわけではありません。特に日本人女性はやっぱり「non」と言えないし、やっぱりフランス人ほか外国人は押しが強い。

そもそも、フランス人は例外を除いて意思の疎通ができない人と本気の恋はしないと断言してもよいと思います。

Text/中村綾花