実際に小陰唇縮小術を受ける方は、小陰唇を全て切り取るんですか？

小陰唇を小さくする、という施術内容です。そもそも小陰唇は、ただヒダがついているわけではなく、大きく分けて3つ役割があると言われています。

1つ目は「膣の乾燥や、外敵物の侵入を防ぐ」
2つ目は「尿の飛び散りを防ぐ」　
3つ目は「性交時に陰茎を支える」
なので、全部切り取ってしまうと支障をきたす可能性があります。

施術は全身麻酔と局所麻酔のどちらで行うのですか？

湘南美容クリニックでは、静脈麻酔を使用します。少し意識がない状態、眠ってる状態、鎮痛効果がある状態にして、1番痛いと言われる局所麻酔を終わらせます。2時間以上は効いてくれます。

そうなんですね。切除したことにより、「性行為で感じなくなる」リスクはありますか？

これまでの施術で「全体の感度が衰えた」という報告はまったくないですね。

「抜糸あり」は表側から糸が見える縫合で、患部が腫れやすい傾向にあります。また、患部がむくんだ場合、そこに糸が食い込んで痛みが1週間ほど続くリスクもあります。

うっ……。それは仕事ができない・学校に行けないぐらいの痛みですか？

人によりますね。ときどき、術後に電話で「痛い」という相談もいただきます。

そうすると、「抜糸なしコース」の方を選ばれる方が多いと思いますが、「抜糸ありコース」を選ばれる方はどのような理由なのでしょうか？

リーズナブルにしたいというのが理由ですね。「抜糸なし」コースは縫うのにテクニックが必要なので、縫う時間が倍ぐらい違います。結果、その分が技術料として上乗せされるので、金額が違うんです。

小陰唇の黒ずみ・大きさに限らず、デリケートゾーンに関するご相談は多岐にわたると思うんですけど、他にどういうものがありますか。

他に多いのは「副皮※が大きい・気になる」というご相談でしょうか。

小陰唇をすっきりさせても、副皮がかぶさっている状態だと大陰唇からはみだすので、ここに黒ずみが残る・汚れが溜まることもあるんですよ。なので、小陰唇縮小術では小陰唇と副皮をセットで切除することもあります。

隠れてしまってるので難しいですね。よほど意識して広げて洗えば取れるとは思いますが、中々そこまで認識のない方が大半でしょう。下着の擦れも黒ずみの原因の１つなので、極端な話ですが、女性用のトランクスを履いたりするのはオススメですね。