女性のみなさん、もっとセックスでイキたいと思いませんか?
一般的に女性は男性よりイキにくいと言われています。でも、誰も「女性がイク方法」を教えてくれませんでしたよね。マユツバ情報は信じられないから、専門的な方から話が聞きたい!

ということで、Twitterフォロワー5万人超えの人気コラムニスト・妹尾ユウカさんと一緒に、女性医療クリニック・LUNAグループ理事長の関口由紀先生に「イケるカラダの作り方」を伺いました。
「イキやすい女性」と「イキにくい女性」の違いって?

AM編集部:今回は株式会社TENGAさんの『女性向けデリケートゾーンソープ』の企画なんですが、デリケートゾーンつながりで「イケるアソコの作り方」をお聞きしたいと思ってます!
妹尾ユウカさん(以下、妹尾):……そもそもなんですが、そんなにイキたいものなんですかね?
AM編集部:AM読者からめちゃくちゃ質問がくるんですよ。「どうしたらイケますか?」って。特に中イキのネタは注目度高いです。
妹尾:悩んでる人多いんですね。ではまず、セックス経験が豊富でも「イキやすい女性」と「イキにくい女性」がいると思うんですが、彼女たちはなにが違うのでしょうか?
関口先生:まあすべて医学的な検証を得ているわけじゃないんだけど、一般的にはマスターベーションをしている人はイキやすいし、していない人はイキにくいよね。
妹尾:あ、そこも関係してるんですか。へー!

関口先生:マスターベーションをしている人は、自分でイケるコツがわかるわけでしょ? セルフでイケないなら、相手のいるエッチでイケないのは当然だよね。
妹尾:ちなみに、男性の場合は溜めたほうがイキやすいって言いますよね。
関口先生:まあ、一般的にはね。でも、男性もセルフでしてないとイキにくくなるよ。
妹尾:へー! でも、あまり頻繁にやるのはよくないと聞いたことがあるんですけど……。
関口先生:個人差はあるけど、男性も女性も定期的にマスターベーションをしているほうがイキやすい。それに、「やりすぎはよくない」というのも迷信。

AM編集部:よかった……!! 本当によかった。
妹尾:あと、私は体重が60キロあったときは全然イケなかったんです。体型がイキやすさに関係することはありますか?
関口先生:イケるイケないというより、肥満や痩せすぎだと性的意欲が湧かなくなる。中肉中背がいちばんいいんじゃない?
妹尾:はじめて知りました! では、年齢はどうですか?
関口先生:やっぱり経験がモノをいうので、定期的にセックスをしている人であれば、歳を重ねたほうがイキやすいことが多いよね。

AM編集部:歳を重ねるほど……。生きる希望が湧いてきた。
女性の「イク」には3パターンある!
関口先生:ただ、女性のイケる・イケないには個人差があります。
セックス経験が少ないうちからイケる人もいれば、40歳くらいにならないとイケない人もいるし、一生イケない人だっている。要は、「イク」という感覚がつかめるかどうかなんですよ。

妹尾:え! 一生イケないのはちょっと……。
関口先生:それに、女性のオーガズムは1種類ではなく、大きく3パターン。
男性のように一気に昇り詰めるタイプと、波のように何度も押し寄せるタイプ、緩やかだけど気持ちよさが持続するタイプがあります。

みなさん男性型のイキ方だけを「イク」だと言っているし、「男性の何倍も気持ちいいはず」という幻想もあるんだけど、いろんなパターンがあるんですよ。
AM編集部:じゃあ自分ではイッたと思っていなくても、イッている可能性がある?
関口先生:そうですね、充実感があれば。だから、マスターベーションで自分の満足感を知ることが重要。それと似た体感がパートナーとも得られればいいんですから。
「イク」感覚をつかむにはどうしたらいい?

妹尾:イキにくい女性が、イク感覚をつかむ方法ってないんですか?
関口先生:練習だね。まずはクリトリスを刺激して、クリトリスオーガズムを覚える練習をすること。
妹尾:最初はクリトリスがイキやすいんですか?
関口先生:クリトリス性感でイケる人が90%以上と言われているね。あとは一般的に「Gスポット」という、膣の入り口から2~3センチまでのところ。

Gスポットって色々なところにあるとも言われていて、この尿道周囲と膣の入り口付近。ここらへんのどこかに気持ちいいところがあるので、そこがちゃんと刺激されていれば挿入で中イキできます。

あとこの「後膣円蓋(こうちつえんがい)」がポルチオ性感。ここでイケる人は1~2割って言われてるんだよね。だから「深く突いて」とか「子宮が感じて……」なんてエッチなビデオでは言われているけど、そういう人は少数派。
妹尾:ポルチオでイケる人ってそんなに少ないんですね! 開発してもなかなかイケないものなのでしょうか?
関口先生:やっぱり順番があるので、まずはクリトリスでイケる練習をして、次にGスポットの練習。それで気持ちよくなれたら、最終的にポルチオも頑張るってしないとなかなか難しいと思いますよ。

AM編集部:いきなりポルチオでイクってことはないんですね。エロ漫画だと処女でもイクけど。
関口先生:あとは、古くから言われている“相性”の問題もあるでしょうし。
妹尾:あ~、イケる男性とイケない男性っていますね! でも、相性がいい相手でも、「今日はこの人でイケない。なんでだろう?」ってときがあるじゃないですか。それは精神的な問題ですか?
関口先生:そうそう。忙しかったり疲れてたりするとむずかしいね。あとはやっぱり、愛が冷めてきたらイケない(笑) 女性にとっていちばんの性器は“脳”で、相性のいい相手だとヤればヤるほど気持ちよくなると言われてるね。
イキやすくなる膣トレを教えてください!
妹尾:「膣トレ」をするとイキやすくなるって聞いたんですけど、それってどうやるんですか?
関口先生:膣トレって、要は骨盤底筋を鍛えるトレーニングなんです。
まず姿勢を正して、おなかとおしりの力を抜いたら、そのまま肛門をぎゅっと締めてからゆるめます。次に、膣と尿道をキュっと締めてゆるめます。最後に肛門をキュッと締めて、膣をキュッと締めて、骨盤底を上に引き上げます。

骨盤底を持ち上げた状態で、5〜10秒維持してから、骨盤底をゆるめて30秒くらいリラックス。これを1日10回〜50回、2回〜5回に分けておこないます。
AM編集部:むずかしい……。
関口先生:この3つの動作を正確にできる人は、骨盤底筋が厚くてしっかりしているのでイキやすい。
妹尾:それは中イキってことですか?
関口先生:外も中も。「イクと締まりがよくなる」ってよく言うけど、あれはオーガズムを感じることで脳からホルモンがブワーって出て、骨盤底筋がギュッと締められるから。だから、骨盤底の筋力が強い人ほど締まりがよくなって、イキやすくなる。
カラダをイキにくくするNG習慣は?
妹尾:無意識のうちにやってしまうような、感度を下げるNG習慣はありますか?
関口先生:体調がよくなければイケないから、不摂生はよくないですね。それから、やっぱり精神的なストレス。仕事が忙しいとか、セックスのときに痛みを感じるとか、リラックスできない状況はよくないです。
妹尾:膣の洗いすぎもよくないと本に書いてあったのですが、膣はどうケアしたらいいのでしょうか?
関口先生:女性器は、常に湿っていて、おりものがあるのが普通なんです。乾いているのは妊娠能力がない状態。痔のある人なら排便後におしりを洗ったほうがいいけど、おしっこのときまでウォシュレットを使う必要はないよね。1日に1回、入浴時にシャワーでざっと洗うくらいで十分です。

妹尾:え! 乾いているほうがいいと思っていました。アソコの正しい洗い方はありますか?
関口先生:外壁を手で洗うだけで、中は洗わなくていいんです。「小陰唇」というビラビラのところは、裏側に洗い残しができやすいので気をつけて。
妹尾:普通の固形石鹸で洗っていいんですか?
関口先生:健康な膣内は酸性なので、石鹸のようなアルカリ性のモノより弱酸性のほうが刺激が少ないですね。

AM編集部:はい! 女性向けセルフケアブランド『iroha INTIMATE CARE』から誕生したデリケートゾーン専用ソープ『iroha INTIMATE WASH』、こちらは弱酸性です!
妹尾:あ、前回の『下田美咲さんとのセックス対談』でいただいたので、私も使ってます。もう無くなりました(笑)
AM編集部:編集部でも愛用しているんですが、自分のニオイが気にならなくなります。
関口先生:性的にはそのニオイがいいんですけどね(笑) でも日本人は男女ともに無臭が好きだったりするので、1日1回なら、『iroha INTIMATE WASH』を使って洗うのもいいと思います。陰部やワキには、フェロモンを出して性的な香りを漂わせる「アポクリン腺」があるので、ニオイはきつくなりやすいです。

AM編集部:あとこれ、香りもいいんですよ。2種類あるんですけど、メントール入りのさっぱりした『fresh』はジンライムみたいな香りで、しっとりした洗い上がりの『moist』は爽やかなジャスミンの香り。
妹尾:汚れを吸着して落とす、やわらかいスクラブも入ってるんですよね。
関口先生:吸着するというのは摩擦がなくていいですね。セックスのときは副交感神経が優位にならないとイケないので、洗っているときに香るのもリラックス効果が得られると思います。
妹尾:でも、どんなに香りでリラックスできても、はじめてヤる相手のときには緊張すると思うんですけど……。
関口先生:それは世界共通。その緊張感がいいんじゃない(笑)。
イクのは、何回か肌を重ねて“いいセックスをするためのコミュニケーション”が図れるようになってから。お互いに気持ちいいことをしてあげるっていう意識が重要だと思います。
Text/千葉こころ
「iroha INTIMATE WASH」とは?

TENGAが新しく手掛けた女性向けセルフケアブランド『iroha INTIMATE CARE(イロハインティメート ケア)』と、創業120年以上の歴史と伝統を誇る石鹸専用メーカー『TAMANOHADA(玉の肌石鹸株式会社)』が共同開発したデリケートゾーン専用ソープ。
肌環境に合わせた弱酸性で自浄作用のバランスを守りながら、植物性グルコマンナン(スクラブ剤)がしっかりと汚れを落とします。
フレッシュジャスミンの香りで保湿成分がたっぷり配合された「moist」と、ジュニパーとライムの香りでさっぱりとした洗い上がりの「fresh」の2種。
iroha INTIMATE WASHのモニター結果もiroha公式サイトで公開中!
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