草食系の具体的な落とし方は?

「終電なくなっちゃった、○○くんちに泊めてもらってもいい?」

 ここまで言わないと、草食系の家には行けません。
が、いざ家に行っても「じゃあ僕、隣りの部屋で寝るんで…」とか言い出す場合も多い。

 将軍たるもの、そこで心が折れてはいけません。
「もうちょっと飲み直そうよ」「コーヒー入れてほしいな」とさらに押しましょう。
その際はセックスに雪崩れこみやすいよう、ベッドに座ること。

 この段階でも「これってOKってこと?でも万一拒まれたら…」とウダウダ考えるのが、草食系。
ここから先は、ベタでいい。いやむしろ、ベタがいい。

「手、おっきいねー」「脇腹が弱いの?」「酔った?ほっぺが赤くなってる」等、ベッタベタなセリフと共にボディタッチ(手を握る・脇腹や頬をツンツンする)を行いましょう。
誰も見てないんだから、恥を捨ててホットドックプレス的な行動をしてください。

 そうやってエロな雰囲気に持ち込んだ上で、キス。ここで相手は「あ、OKなんだ!」と確信します。
「おせーよ、OKに決まってんだろが!」と脳内シャウトしながら、セックスに雪崩れこみましょう。

 事後の腕まくらタイムに「順序は逆になっちゃったけど、前から付き合いたいと思ってた」と相手が告白してくるのは、よくある話。「奥手もたいがいにせーよ」と頭をはたきたくなりますが、そこでヨシヨシしてあげるのが、将軍の器です。

「男がリードすべきでしょ」を捨て、痴女に憑依すべし!

 自分の家に誘う場合は、日持ちのしない食品(果物やケーキ等)を用意するのがオススメ。
そしてデートの帰り「貰い物なんだけど、1人じゃ食べきれなくて…」とそれらをエサに、家に誘いこむ。
その後の流れは、上記と同じです。

 私は若い頃、いちじくをエサに男性を誘いこんだら「実は俺、いちじくアレルギーなんだ」と言われ「し、しまったぁ……!」と拳を握りました。
結局いちじくは食べずに、その彼は美味しくいただきました。その節はご馳走様でした、山本くん。

 私の女友達(草食系)は草食系男子に恋をして、「自分から押すなんて無理だよ~」とさんざん悩んだ挙句、上記の方法で家に誘って(シュークリームを用意)、セックス→お付き合いに成功しました。
その後、彼女は「アルの魂が憑依したつもりで頑張った、人生最大の頑張りだった」と語っていました。

 草食系女子でも、なせばなる。
「男にリードしてほしい」「男がリードすべきでしょ」という考えを捨て、「男も女も関係ない、好きだから頑張る」とシンプルに考え、痴女に憑依してください。