飴ちゃん作戦はカップルにも良い

ミカコちゃんは2年ほど関西で暮らした経験があるのですが、大阪のオバチャンには「飴ちゃん」という文化が存在します。大阪のオバチャンは常に飴を携帯しており、何かあるたびに飴を提供するのです。

その目的はコミュニケーションを円滑にするため。この文化を応用させていただきましょう。彼氏とケンアククな雰囲気になったら、とりあえずバッグから飴ちゃんを取り出し、お互いに飴を舐めるのです。

ひとくちに飴と言っても様々な種類が発売されていますね。この場合は、龍角散とか男梅キャンデーとかではなく、チェルシーやミルキーのような甘い雨がオススメです。甘いものには癒しやリラックスの効果がありますからね。ケンアクな雰囲気真っ只中でも甘い飴ちゃんを舐めれば、お互いに苛立っていた気持ちも安定するはず。

また飴ちゃんは、「気まずい沈黙」の大義名分の役割も果たしてくれます。「今は飴ちゃんを舐めているため、喋りにくいから黙っているだけなのだ」ってやつですよ。

昔懐かしの飴ちゃんなら…

しかも飴ちゃんって、ディズニーランドの行列であろうとドライブデートであろうと旅先であろうと、何処にでも持ち歩くことができます。カバンの中に飴ちゃんを常備しておけば、有事の際に役立ってくれること間違いなし! 

なお、ミカコちゃん自身は昔懐かしのカンロ飴が好きです。ほかの飴に比べると大きいので、舐め終わるまでに時間がかかります。時間をかけ舐めているうちに、糖分が脳まで行き届いて気持ちが安定するだけでなく! 「カンロ飴ってまだ売っているんだ!」など、会話の流れが変わってくれるパターンも期待できます。

そういう意味では、「いちごみるく」も良いかもしれませんね。白い包み紙にいちご模様のあの飴です。子どもの頃、誰もが1度は口にしたことがあるはず。

以上を踏まえ結論! 彼氏とケンアクな雰囲気になったら、大阪のオバチャンにならって飴ちゃんを登場させましょう。

Text/菊池美佳子