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「付き合ってるけど価値観が合わない」どうやって折り合いをつけるべき?

大泉りかコラム

週末にも会いたい彼女と、会えない彼氏

たまたま酒場で居合わせたカップルの女性に「わたしたち、付き合ってはいるんですけど、めちゃくちゃ価値観が合わないんです」と相談を持ち掛けられたことがあります。さっき会ったばかりだというのに、いきなりそんなことを訴えられても、どんな返事をすればいいのかわからず、カップルの男性の表情をこっそりと伺い見てみたものの、彼女のこういった物言いには慣れっこなのか、ポーカーフェイスで何も読み取れません。

そもそも、何かコメントしようにも情報がなさすぎる。そこで、「どういう感じで価値観が合わないの?」と尋ねたところ、「わたしは休みの日は一緒にいたいのに、彼はダブルワークをしていて、休みの日も仕事を入れてしまう。でも彼には将来の夢があって、そのためにお金を貯めないといけないから、仕方ないってわたしもわかってるんですけど……」ということで、すでにふたりの間では、その問題は一応は解決しているものの、それについて自分だけが妥協したことに、どこか納得がいっていない彼女は、モヤモヤした気持ちを抱えているということなのでした。

好きになってパートナーシップを築こうと思う相手が、たまたま同じような価値観を持っていればいいけれど、必ずしもそうというわけではないことも当然あって、その場合は、ふたりの間で、折り合いを付けることになる。「週末は一緒に過ごしたい」という自分の希望と、「将来の夢のためにお金を貯めたいので仕事をする」という彼の意向とを比べた結果、彼女は自分が折れることを選んだわけで、それは傍からみると「理解と思いやりのある彼女」ということになるけれど、その選択が正解かどうかは神のみぞ知る

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