付き合うだけが男女の関係ではない。「復縁しない」宣言で得られる自由

別れた後のほどよい好意

by CHUTTERSNAP

「私たちがもう一度付き合うということはないから」

初めて人と付き合って別れたのが15歳。別れ話の最後にこう言ったのを覚えている。モジモジしていた私が急に勝手な宣言をしたので、相手の男の子は少し驚いたようだった。「なんで?」「もしかすると、これから、また好きになったりするかもしれないよね?」と聞かれた覚えがある。

たしかにそうだ。未来の自分が誰をどんなふうに好きになるかなんて分からないし、ましてや一度は大好きになった相手のことだから、今後やっぱり好きになる可能性は十分ある。でも、だからこそ、復縁の可能性をつぶしておきたかったのだ。だって、また付き合うかどうか悩むのってものすごく面倒だと思ったから。

それに、やっぱりまた好きだから付き合うとなれば、やっぱりまた同じような理由で関係が行き詰まる可能性が高いと思う。そのことでケンカしたり、話し合ったり、やっぱりまた別れるかどうか悩んだりするのは面倒くさい。まぁとはいえ元カレじゃなくても、誰かとまた付き合えば何かしら面倒な思いはするだろうが、どうせなら、未知の、真新しい面倒に挑みたい。

ところで私は「復縁ナシ派」ではあっても、「元カレブロック派」ではない。連絡手段をあえて絶つことはしないし、相手が嫌でないようなら、またデートやセックスをすることも多い。おめかしして待ち合わせ場所に向かうのも楽しいし、一度心も体も許しあった相手とするセックスは気持ちいい。全然知らない人とわざわざ会うよりは、むしろ元カレのほうがずっと良い。たぶん相手からは「都合がいい女」と思われていただろうが、こちらもそう思っていたので問題ない。

「元カレとセックスなんかして、好きになっちゃわないの?」と友人には言われるが、たしかにちょっと好きになる。でも復縁しないと決めているから悩むことはないし、再会して長く一緒にいるとやっぱり「なんでこんな人と付き合ってたんだろ」という気持ちもわいてくる。盲目的に好きでいる期間がしっかり終了しているからこそ、ほどよい好意でいられることが多い。