Christopher Campbell 世代を超えて繰り返されるセックスの疑問。
これに答えてくれるのが、数十年にわたるさまざまなセックスハウツーを詰めこんだ電子書籍のベストセラー、『完全マニュアル セックスの間違い100答』です！
女性が学べるだけでなく、「そうそう！ こういう風にしてほしい！」と納得の男性向けテクも盛りだくさん。彼氏やセフレに読ませる教科書としても役立ちます。
第4回は、第4章「女性のからだと愛し方 そこが違う」から、Ｇスポットと潮吹きにまつわるQ&Aを抜粋してご紹介します！
これまでの記事も合わせてどうぞ！
第1回 ≪彼もあなたも間違ってる？ 胸だけでイッちゃう正しいおっぱいの触り方≫
第2回 ≪クリトリスを指先でこするのは間違い？一番デリケートだからこそ正しいテクニックを≫
第3回 ≪膣内の感度は実は鈍い？医師が教える本当に気持ちいい挿入テクニック≫
「Ｇスポット」は誰にでもある
Ｑ 膣オーガズムの経験ゼロ。私にはＧスポットなんて、ないような気がします。
Ａ 〝心配はいりません。誰にでもＧスポットはあるのです。気長にＧスポットを探してみましょう〟
（監修／大慈彌俊英・大慈彌クリニック院長 婦人倶楽部 １９８３年５月号「第３の歓喜 Ｇスポット快感の発見」より）
名前だけはよく知られているＧスポット。あなたは、自分の（または彼女の）Ｇスポットがどこにあるかを把握していますか？
Ｇスポット（発見した医学者・グレーフェンベルグの名をとって、Ｇスポットと呼ばれています）とは、どんな女性にもある性感帯で、膣の前面の壁の中に埋もれています。
膣オーガズムの極致ともいえるのが、このＧスポットを刺激することで得られる快感です。
ただしＧスポットは、乳首やクリトリスのように目で直接見えるものではなく、手で触れたところではっきりと分かるものでもありません。
まずは位置を探し、刺激し、訓練して、感覚を開発していく必要があります。
Ｇスポットの場所は、膣口から４～５cm入った膣前壁（お腹側）の内側にあり、大豆ほどの小さいエリアです。
といっても、他の身体の部位と同様に、Ｇスポットの位置も個人差が大きく、人によっては、やや膣口近くにあったり、４～５cmより奥にあったり、やや右、左に寄っていたりします。
自分で探しても、もちろんよいのですが、パートナーにＧスポットの位置を確かめてもらうためにも、彼と一緒に探すのがおすすめです。
女性が仰向けの姿勢の場合、男性に手のひらが上になるように、指１本を膣に優しく挿入してもらい、指の腹を膣の前壁に押しつけるようにして、探ってもらいます。
このとき、恥骨の上部、ヘアの生え際あたりを軽く圧迫すると、見つけやすくなります。
女性がうつぶせの姿勢の場合は、ヒップをあげた女性の後ろから、男性は手のひらが下になるようにして指を挿入します。
ここでは、膣前壁は下側にくるので、男性は指を下に押しつけるようにして圧迫します。
このとき、女性が腰を軽く回したり、上体を少し起こしたり、ひねったりすると、Ｇスポットが刺激され、見つけやすくなります。
女性は気持ちのよい部分があったら、男性に教えて、念入りに刺激してもらいましょう。
刺激といっても、強く押したり、こすったりするのはダメ。当然、指を出し入れさせるピストン運動では、まったく効果がありません。
男性は、女性の感じ方を参考にしつつ、「このへんかな？」と大体のあたりをつけたら、指の腹をゆっくりと押しつけては、すっと離す──という動作を繰り返してみてください。
または、指の腹で、トン、トトトンとリズミカルに優しくノックしてみる。指の腹をそっと押しつけながら、指で小さな円を描くように回すのも、効果的な刺激法です。
男性がＧスポットに刺激を続けていると、徐々に、指先に小さなふくらみを感じるはずです。
そのままリズミカルな刺激を加えると、ふくらみはさらに大きくなり、やがて女性に強烈なオーガズムをもたらします。
