子宮を突くのは間違い!正しいセックス知識で感じたことのないオーガズムへ

完全マニュアル セックスの間違い100答 ポルチオ アダム徳永 aletuzzi

 世代を超えて繰り返されるセックスの疑問。
これに答えてくれるのが、数十年にわたるさまざまなセックスハウツーを詰めこんだ電子書籍のベストセラー、『完全マニュアル セックスの間違い100答』です!

 女性が学べるだけでなく、「そうそう! こういう風にしてほしい!」と納得の男性向けテクも盛りだくさん。彼氏やセフレに読ませる教科書としても役立ちます。

 第5回は、第4章「女性のからだと愛し方 そこが違う」から、子宮頸部(ポルチオ含む)にまつわるQ&Aを抜粋してご紹介します!

 これまでの記事も合わせてどうぞ!
第1回 ≪彼もあなたも間違ってる? 胸だけでイッちゃう正しいおっぱいの触り方≫
第2回 ≪クリトリスを指先でこするのは間違い?一番デリケートだからこそ正しいテクニックを≫
第3回 ≪膣内の感度は実は鈍い?医師が教える本当に気持ちいい挿入テクニック≫
第4回 ≪お医者さんも認める膣オーガズムの極致!Gスポットで中イキするなら正しい知識から≫

子宮頸部はクリトリスやGスポット以上の性感帯?

Q セックスのとき、ペニスが子宮口のあたりへ突き当たるような感じがして、不安です。

A 膣の一番奥、子宮の入り口である子宮頸部は、とても敏感で痛みを感じやすい器官。ペニスを無理に奥まで押し込むと激痛が走ります。まずは男性の指先でなでるようにして十分に愛撫してもらいましょう。
ペニスの挿入は浅すぎても、深すぎてもダメ。女性の快感をより高めるためにも、インサートの深さをいろいろ変化させてみてください。

〝膣への刺激は、大きく分けて3つあります。一つは膣口、次が膣壁(Gスポット)、最後が膣最奥部です。膣感覚のすぐれた人は、この三ヵ所への刺激がそれぞれからみあって深いエクスタシーを誘います。
中でも膣最奥部をペニスで刺激されると、ふつうの往復運動では感じられない感覚が湧きあがります
(監修/許根元・六本木美容形成外科院長 婦人倶楽部 1981年11月号「完全なる性愛の技法 充たされた愛の医学」より)

子宮頸部をペニスで突くのは危険

Q 子宮を刺激するには、やっぱり奥まで届くピストン運動がベストですよね?

A 「子宮を突く」というイメージにとらわれているのが、そもそもの間違いのもと!
子宮は前後左右に自由に動くため、体位によって、ペニスは子宮の上側にも下側にも自由につくことができるのです。ピストン運動で「突く」のではなく、ペニスと子宮頸部で「こね合う」感じを目指しましょう。

〝ゆったりと体を揺らすように子宮頸部とペニスをこね合うことで、ピストン運動の摩擦とは違う、絶妙な快感を男性も女性も味わうことができるのです。子宮頸部をこねつつ、膣壁も隅々までペニスで愛撫してあげるイメージで
(アダム徳永/セックス・セラピスト『今まで語られなかったスローセックスの神髄』より)

「ほとんどの男性が見落としていますが、膣内性感帯のすべてに共通するのは「圧迫」が気持ちいいということ」(アダム氏)。子宮頸部の場合も、ペニスと子宮頸部がこね合う圧迫感こそが、女性にとって最高に気持ちいいのです。

 ペニスと子宮頸部のこね合いが、最大限にその効果を発揮する体位といえば、騎乗位とそのバリエーション。男性は女性の腰に手を添え、腰椎を支点に、骨盤が振り子のように左右に動くようにサポートしてあげてください。

 ちなみに、子宮頸部の近くで男性が射精し、女性がオーガズムに達すると、妊娠しやすくなるとも言われています。それは、女性がオーガズムを迎えるときに、子宮口が下がり、子宮頸部が収縮することで、子宮の中へ精子を吸い上げるような状態になるから。妊娠を望んでいるカップルは、覚えておいて損はありません。

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電子書籍のベストセラー!

講談社編・池下育子監修
『完全マニュアル セックスの間違い100答』

【目 次】
序 章 「誰にも聞けない、気持ちよくない」を治す方法
第1章 男の、そもそもの間違い 思い込み
第2章 女の、そもそもの間違い 思い込み
第3章 すべての基本 キスの間違い 勘違い
第4章 女性のからだと愛し方 そこが違う
第5章 男性のからだと愛し方 そこが違う
第6章 体位・前編 早漏しない「基本体位」で、ゆっくりきもちよくなる
第7章 体位・中編 誰もが気持ちよくなれる「正常位」を極める
第8章 体位・後編 気持ちよさが広がる「非正常位」
第9章 気持ちよくなるために、ひとりでできること
第10章 知らなかった! 安全と危険