膣圧の単位はヘクトパスカル?私が試した「膣トレ」グッズたち

ベッドの上で上を向く顔の見えない女性の画像 Chiara Cremaschi

こんばんは!オリビアです。
前回、日頃の膣トレの成果が布ナプキンを使うことで目に見えるようになったとお伝えしました。
「一体、どんなトレーニングをしているの?」と気になる方もいると思いますので、今回は、今までに実践してきた膣トレ・ヒストリーをご紹介しようと思います。

膣トレ(骨盤底筋トレーニング)が注目されはじめたのは、2010年頃からでしょうか。
荻原かおるさん著書「ちつ☆トレ」が出版され、女性誌では、「尿失禁予防、男女ともにオーガズムが得やすくなる、便秘解消」など、セクシャルヘルスとセックスの満足度が上がるというふれこみで、特集が組まれ始めました。
その頃、日本における骨盤底トレーニングのエキスパートである 関口由紀医師と共著「誰も教えてくれなかった 飽きない!セックス」を出版する機会に恵まれ、関口先生のお話からも膣トレの必要性を強く感じました。
30代にさしかかった私は、「顔がたるむように、年齢と共に膣もゆるむ」という事実に危機感を感じ、セックスの快感を高める目的だけでなく、膣まわりを健康に保つためにも、「膣トレは大人の女性の新習慣」だと思ったのです。

文明の利器「スマートボール」

まずは、海外の膣トレ用のトレーニンググッズを試してみようと、ドイツのブランドFun Factory(ファンファクトリー)のスマートボールを取り寄せてみました。

医療用シリコンでできたボールの中にコロコロとした小さい鉄の玉が入っていて、膣に収めて日常生活を送っているだけで、中の玉が膣壁の筋肉に刺激を与え、鍛えることが出来るというもの。膣内だけでなく、ボールが落ちてこないように、膣の入り口を締めるトレーニングにもなります。
潤滑ローションをボールの表面に塗れば、挿入もスムーズ。
私はボール2個が連なったタイプを選びましたが、欧米女性向けのサイズということもあり、興奮していない状態でボールを挿入するのは結構きつかったです。膣におさめてもギュウギュウ。

自宅での家事をする際に、30分程度、1週間続けて使ってみました。
ボールを入れるから、膣が広がりそうって思うじゃないですか?それが、むしろ逆なんです。ボールを抜き取った直後の膣壁は、パンパンに腫れているかのようでした。
ピラティスのトレーナーが、「トレーニングで、インナーマッスルを鍛えた直後は、男性にもわかるくらい膣がキュッとしまる。」と言っていたのを思い出しました。
それを利用して、膣の締りが気になる女性は、セックスの直前にボールをおさめておくのもアリかもしれませんね。

けれど、あくまで、私個人の感想なので、トレーニング後の膣の状態をよく観察してから実行をしてくださいね。