東大院生のポルノグラフィ研究ノート

現役東大大学院生が研究する「女性向けポルノ」
従来、男性が見るものとされてきたAVの世界に女性向けジャンルが現れて久しいですが、
果たしてそこに有意な違いは見出せるのでしょうか?
アダルトの世界における男女差にまつわる研究レポートです。

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女性向けアダルトVRは売れるのか――SILK LABOが撮ってこなかったもう1つの眼差し

  • 女性向けアダルトVRの登場  4月26日、女性向けAVメーカーのSILK LABOが、女性向けのアダルトVR作品『【VR】朝からカレに求められて…♡ 有馬芳彦 「人気エロメン有馬芳彦がアナタの耳に甘い声で囁きながら優しいエッチで起こし...
  • 2017.05.26
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AVにとって「リアル」とは何か――素人モノAVとヤラセ

  •  この連載「東大院生のポルノグラフィ研究ノート」 は、始まったのが2016年4月5日だから、この記事が公開された翌日で1周年を迎えることになる。 最近まで自分でも気が付かなかったのだが、私はこの1年間、「視線」や「リアルゲイ」などテ...
  • 2017.04.04
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クリトリスの位置を知らない女、自分のアナルを見たことがない男

  • クリトリスの位置を知っているか  先日、AM編集部の書き下ろし同人誌『恋愛メディアがひろってくれない童貞の疑問を解決する本』を紹介する、「問い合わせ殺到の『童貞の疑問を解決する本』はすべての男女に贈る恋愛入門書」という記事を書いた。 ...
  • 2017.03.21
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震災とAV――女優になる人、女優として帰る人、アダルトビデオが映し出す「リアル」

  • 阪神淡路大震災とAV  日本に生きるわれわれにとって「3.11」という数字が特別な意味を持つようになって、もうすぐ6年が経つ。あの出来事を風化させないために、今回は東日本大震災、および2016年4月14日の熊本地震を論じるが、やはり私...
  • 2017.03.07
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一徹汁(Ittetsu juice)と女の欲望――「女性向けAV」には映らない愉しみ

  • 女性向けAVに「ない」もの  SILK LABOを代表とする日本の女性向けAVの特徴として、「ストーリーが長いこと」「男優が比較的映ること」などがあるが、一番よく言われるのが「コンドームをつけるシーンがあること」ではないかと思う。 (...
  • 2017.02.21
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人のオナニーを笑うな――「シコる」「抜く」をめぐる女の語彙と男の多様性

  • 「シコる」「抜く」の女性版  男性のオナニーを表す動詞として、俗に「シコる」や「抜く」がある。 いつ頃から使われ始めた言葉なのか、本当の語源は何なのかということは知らない。だが何にせよ「シコる」という言葉は、地道に一つの物事に取り組む...
  • 2017.02.07
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女性向けAVに挑戦した“鬼畜メーカー”の意図――若き日のしみけんと幻の作品

  • 鬼畜AVメーカーV&Rプランニング  以前、「日本初の女性向けAVを探して」という記事を書いた。一言でいうと、日本で初めて女性向けAVが発売されたのは90年であるという指摘があるけれども、88年にすでに女性向けAVが作られてい...
  • 2017.01.24
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俺は「#裏垢女子」になりたい――裸を「見られる」ことの苦しみと愉しみ

  • 裏垢女子が降ってきた聖夜  セクシュアリティの研究をしているというのに、恥ずかしながら「裏垢女子」という存在を最近になって初めて知った。 私が「裏垢女子」を知ったのはクリスマスのことである。その夜、DMM.R18の検索窓に、私は「Hカ...
  • 2017.01.10
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女性向け「ポルノ」とは結局何か?――女性のマスターベーションとポルノグラフィ

  • 連載タイトルの秘密  連載第20回にしてようやく触れるけれども、この連載のタイトルは「東大院生のポルノグラフィ研究ノート」である。 AM編集部から案があがる前に自分で考えたタイトルを提出したら、それがスッと通った。  自分でわざわざ「...
  • 2016.12.27
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日本初の女性向けAVを探して――88年、夢と消えた男たち

  • 日本の女性向けAV第1号とは?  前回のテーマは「バイブの文化史」、前々回のテーマは「AV前史」だった。 歴史シリーズが続いて恐縮だが、今回のテーマは「女性向けAVの誕生」である。  2008年設立のSILK LABOが日本初の女性向...
  • 2016.12.13