彼しかわからないオリジナルな名前もいいですね

「アレ」で思い出しましたが、性感帯にガツンときた技に2人だけのオリジナルの名前を付けるのも面白いですよね。昔、キスとクンニは絶対にしないけど手マンが異常に上手なおともだちがいたんですけど、会う度にあれこれと技を披露してくれた中で、私が1分も持たない技があったんです。指を一本挿入して、その指を固定したまま穴を広げるようにグルグルと手を動かされると私がヒィヒィ言うので、テンションの上がった彼が膣をかき回しながら「グローバルーーーースピンッ!」と思いつきで口走り、それ以来「グローバルスピン」と呼んでいました。

 名前を付けると楽しくなるのは技だけではなく、ちんこも一緒です。たまに自分のちんこに名前をつけてる人いませんか?
以前セックスしていた人は日本人離れしたスーパー巨根を持っていたんですけど、「ジェームス」って呼んでいたので私もずっとジェームスと呼んで可愛がっていました。名前がついていると愛着が湧いてくるし、呼びやすいのがいいですよね。

 文章ではちんこって簡単に書けちゃうんですけど、口ではあまり陰部の名称を言わないし恥ずかしすぎて言えないので、名前がついていると「ジェームスがおっきくなった♡」とか言えてありがたいんですよね。その話を友人にしたところ、次の週には彼氏のちんこに「ロドリゲス」と命名していました。

 ただし陰部に名前をつけるのは好き嫌いがあるので勝手に名付けるのはよくないかもしれませんね。人の陰部に名前をつけても、自分の陰部には名前をつけられたくはないですし。そこは擬人化していただかなくていいです。「まんこ」一択です。

 私の好きなTHE YELLOW MONKEYの曲の中で”花子の奥まで太郎を入れたい”、”花子のまわりをきらきら舐めたい”という歌詞が出てきます。歌詞だから面白いけど、ある日突然セックスの最中に「花子がヌレヌレだよ」とか言われたらゾッとします(笑)。

めんどくささも含めて楽しいセックス

 話はだいぶ反れましたが、2人だけの「アレ」ができるのは、ただセックスの回数を重ねればいいってもんじゃないですよね。「気持ちいい」「楽しい」「幸せ」と良い言葉ばかり言っていてもダメで、嫌なことには嫌だと言わなきゃいけない辛さとか、よかれと思ってやったことを気に入ってもらえなかった気まずさを乗り越えたからやっと得られるものだと思います。めんどくさいけど、そのめんどくささを含めても楽しいと思えた頃からセックスがもっと楽しくなったような気がします。

Text/Betsy

次回は <女子にとってイイコト尽くし!セックス前の「仕込みローション」のやり方>です。
「これを使うだけでセックスやオナニーの気持ちよさが10倍くらい違う!」と、Betsyさんが力強くオススメするのが「ローション」。でも、どうしてローションを使うだけで気持ちよくなるの?ローションってAVでしか使わないんじゃないの?どうやってローションを使えばいいの? そんな疑問を解消します!