④セックスに必要なのは数字より満足度
セックスの回数、経験人数、時間、イッた回数。数字になるとついつい他の人と比べてしまいます。「月に何回が普通?」「経験人数は何人くらいなら変じゃない?」「他のカップルは1日に何回してる?」と、多くの女性から聞かれてきました。周りの人と比べて自分が“普通”なのかどうか気になる気持ちはよく分かります。数字だとわかりやすいですから。でも、数字で比較すると成績表みたいですよね。大人になってまで周りと成績で比較しなくてもいいんじゃないでしょうか。大事なのは何回してるか、何人と経験したかではなくて「自分の性生活に満足がいっているかどうか」です。3か月に1回でも満足していればそれでいいし、頻繁にしているのに物足りなさを感じているなら、回数よりも内容を見つめ直す必要があるかもしれません。他の人の数字を知ったところで、自分の性生活は豊かになりません。
⑤結局、セックスは自分を知ること
何が好きなのか。何が嫌いなのか。何をされたら嬉しいのか。セックスで必要なのは、結局自分自身を知ることでした。「いいセックスにしなきゃ」じゃなくて「私はどうしたい?」。でも、女性にとっては意外と難しい質問です。ベッドで正しく振る舞うこと、男性に喜んでもらうことが大前提となってしまっている多くの女性は「何が好き?」「何が嫌?」「本当はどうしてほしい?」と聞かれてもすぐには答えられません。自分の快感より相手の反応を気にすることに慣れてしまっているからです。だからこそ、セックスについて考えることは、自分の欲望を知る練習でもあります。「これは好き」「これはちょっと苦手かも」「今日はこうしたい」「今日はしたくない」こういった小さな「私はこうしたい」をひとつずつ見つけていくことが大事なんです。これはワガママではなく、自分の体や自分の気持ちを大切にするということです。
10年以上セックスについて書いてきて、たくさんのことを考えましたが、結局セックスで一番大事なことは「私はどうしたい?」だということに気付きました。
セックスの正解を探すより、自分の「好き」を探し、他の誰かと比べず、自分が満足しているかを考える。そして、もっと気持ちよくなりたいと思ったら、遠慮せずに求めていきたいですね。
Text/BETSY
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