ヤリマンは女性の「性の解放」を担う存在でもあった。一方、サセ子は?

大変なことに気が付いてしまいました。この連載、『人妻は不倫の夢を見るか?』ってタイトルですが、わたしは先月末を持って人妻ではなくなってしまったのです。タイトルに偽りあり……でも『シンママは不倫の夢を見るか?』だと意味が変わってきてしまうし、なんだかエロさもない。どうすれば!

というのはさておき、先日、某雑誌用の記事を執筆するために、X上で、ヤリマンとサセ子の実態についてのアンケートをとりました。ヤリマンおよびサセ子(元を含む)だという自意識をお持ちでいらっしゃる、情深い多数の女性たちにご協力いただいて、無事に原稿をアップできたのですが、なんだかヤリマンおよびサセ子という言葉に対する空気感のようなものが、以前と少し変わった印象を受けた。

「ヤリマン」と「サセ子」の割合が…

というのも、草食系男子という言葉に対抗する形で肉食系女子という存在がフィーチャーされていた2009年頃、賛否はもちろんあったとはいえ、ヤリマンは、女性の性の解放を担う存在でもあった。己の肉体をだしにして相手からの愛を乞わない潔さだとか、選ばれるのではなく、あくまでも男を選ぶ側に立つという主体性や積極性がヤリマンにはある一方で、サセ子はちょっとネガティブというか、陰口として囁かれがちというか、ヤリマンが「ヤリマンですけど、なにか?」とぶち上げる一方で、「サセ子ですみません……」みたいなイメージでしょうか。

かつてY-1 グランプリという、ヤリマンNo.1を決めようぜ、というイベントをロフトプラスワンでした際にも、参加者6人中、ひとりだけが「古式ゆかしきサセ子」としてあざとカワイコちゃんキャラでエントリーしていたものの、概ね、「我ら、サセ子じゃねーから! 一緒にすんなよ!」 みたいな空気が他の選手たちにはあったように思えます。

ところが今回、アンケートの一項目に「あなたは『ヤリマン』もしくは『サセ子』だと思いますか(だった時期がありますか)。その理由も教えてください」という質問を入れたところ、3対1くらいの割合で「サセ子です(でした)」という回答結果となったのです。おヤリ界の潮目が……変わった……!?