告白は自己満足?それでいいじゃん!上等じゃん!

あくまでもわたしの推測ですが、なぜあなたがそのような表現をしたのかというと、「彼女がいようがいまいが、彼のことを好きだったから気持ちを伝えたかった」というよりは、「彼には親密な関係の女性がいるけれど、彼女ではないようなので告白したかった」という本心が隠れているように感じたのですが、いかがでしょうか。

今回、とても詳しく相談文を送ってくださったのですが、あなたが一番伝えたいのは付き合っていないけれど彼女のような存在の女性があなたの悩みに大きく関わっているというよりも、要するに「気持ちを伝えることすらさせてもらえなかった。その悲しさに加えて、一世一代の告白だったのにそれをさせてくれなかった彼に腹が立つ」というように感じました。

ご自身でも気づいていらっしゃると思いますが、告白って結局は自己満足なんですよね。
告白というイベントにおいて、一番のハッピーエンドはお互いの気持ちが通じ合ってお付き合いできることでしょう。
でも、それってほんとうに難しいことなんです。
自分一人のことではなく必ず相手がいて、そこに人の気持ちという不確かなものが関わっているのですから、告白して振られることだって、当たり前にあります。

これまでの関係性が望んでいない方向に変わってしまうかもしれないという不安、自分の気持ちを表に出すという恐怖、「相手にどう思われるんだろう」「迷惑じゃないだろうか」という葛藤、そういったものたちが綯交ぜになりながらも、告白という博打をするのは、やっぱり未来への望みや期待があるからでしょうし、なによりも「自分の中に生まれた感情を無視できない」という気持ちからではないでしょうか。

自分の感情を見て見ぬ振りせず勇気を出して実際の行動に起こすことは立派ですし、頑張ったという経験は恋愛に限らず未来の自分の武器になりますからね。
自己満足上等! それでいいじゃん! とわたしは思います。