相手の嫌がることをしない。女友達に叱ってもらおう

酒を飲んで酔っ払っているフリをして家に泊まりたいなどと吐かし、結局断られて深夜に見知らぬ土地に捨てられて帰ったりだとか、好きな人と2人で居酒屋に行った帰りに駅の改札口で何十回と告白して「もう勘弁してよ…」と振られたりだとか…。
今思い返してみれば、相手への迷惑なんて考ず、完全に自分本位でしかない言動の数々。
その結果、やっぱり成功したことはないんですよね…。

なぜあなたはそのような行動をしてしまったのでしょうか?
かつては酔っ払って男性にしな垂れかかり、冗談ぽく「え~好きになっちゃったかも~」と言って上手くいった経験があったのかもしれない。
素面だと恥ずかしくて自分の気持ちを素直に伝えられないから、お酒の力を借りたのかもしれない。
でもね、そろそろ年相応の正しいお酒の飲み方と好きな男性への正しいアピールの仕方を身につけましょうよ。

“正しいお酒の飲み方”や“正しいアピールの仕方”は、自分ではなかなか判断が難しいですよね。
でも、そんなに難しく考えなくてもよいのです。
まずは相手の立場になって考えましょう。

自分に好意を寄せているであろう男性から自分が嫌がることを何度も何度も何度もしてきたり、もう飲まないと約束したはずなのに結局お酒を飲んで悪酔いして、冗談だか本気だかわからないような告白をしてくる…そんな男性と付き合いたいと思いますか?
約束を破られたら裏切られた気分になるだろうし、お酒の力を借りなきゃ大切な話ができない人のことなんて信用できないですよね。

子供の頃、「自分が他人にされて嫌なことは相手にするな!」と口すっぱく親に言われたと思いますが、これは、お酒の飲むときでも、相手にアピールするときでも、大人になった今でも同じこと。
ただし、相手の立場に立って考えるというのは、「自分は酔っ払って電話してくる人の相手するの楽しいもん!」「好きじゃないけど異性から好き好き言われるのは悪い気しな~い!」、だからわたしも同じことをしてオッケー!というわけでは決してありません。
自分が相手の性格だったらどう思うか、何が嫌か、を考えるのか重要です。
一度嫌だと言われたことをもうしないというのは、当たり前。

とはいえ、今まで散々やらかしてきたことを急に直すのは無理かもしれない…と不安になっていませんか?
いきなりはね!!! 無理だよ!!!
しかも相談内容から読み取れる限り、あなたはなかなかの意志よわよわガールでしょう!!!

そこで力になってくれるのは、付き合いの長い気心の知れた女友達です。
わたしが自分本位の痛~い言動をでやらかしまくっていた黒歴史に終焉を迎えられたのは、女友達の厳しい指摘があったからこそだと思います。
「酒を飲んだときの女の見せ方が間違ってる!」
「見てて恥ずかしいよ!」
「そんなんで付き合えると思うな!」
あ~今思い出しても耳が痛い…そして羞恥で顔が熱くなる…。

女同士は悪口ばっかり言ってマウントの取り合いをして怖い、なんて意見をチラホラ耳にしますが、とんでもない。
女の味方こそ女だと、わたしは思います。
ぜひ一度、あなたが信頼している女友達に全てを曝け出して、叱ってもらいましょう。

異性に指摘されるより、同性に指摘してもらった方が、きっと心に深く突き刺さるはずです。