3人目:返信が週一のイッセイマルジェラ男

マルジェラ男

彼は京都在住のサラリーマン。出会ったその日はたまたま出張で渋谷にきていたようで、その時にTinderで知り合った。彼はイッセイミヤケとマルジェラをこよなく愛していた。足袋ブーツを履いた人間を見るのはこいつで初めてだった。

ご飯を食べて2軒目で軽く飲んで街を散歩して解散……なんて健全なんだろう、あと同い年って安心感あるよね。なんてことを思うものの、前回のインテリ男の件から自分の軽率さに恥を覚えて少し臆病になっていた。すぐ惚れてしまうよりは随分マシである。

2日連続でご飯をしたのち彼は京都へ戻る。それからはなぜか週に一度しか返信が来ないので、その頻度でLINEをしていた。(勘違いしないでほしいがセックスはしておりません!)

とある休日に突然「東京へ行くから」と言われ相手の行きたいところに付き合いながらデートみたいなことをした。「おいおいこれ、かなり健全なんじゃ!?」と思うもののその後も返信は週に一度。きっかり週一。
なぜにキッカリ週一?

嫌な予感がして、なんとなくデートしたときの写真を見返した。唯一撮った、彼の茶碗を持つ左手が映るランチの写真。
よく見ると薬指に細い指輪をしていた。

あまりに動揺した私は、彼に「お前、彼女がいるんだろ」とLINEを送り、そのままブロックした。その後、彼からなんて返事が来ていたのかはわからない。

学びその3

・一緒にいるときは左手薬指を必ずチェックする
・どんなに顔が良くても会話が続かない相手は退屈する
・ヒールの足袋ブーツを履く男はどこかおかしい

oyumi、2019年の豊富

そんな敗北王の私ですが、2019年は決めました。
むやみに男と会うの、やめます。

数打ちゃ当たる戦法でいけるっしょ!と思ってマシンガンのように1年間、なんならその前も行動していましたが、残念ながら私には通用しなかったようです。
もちろんこのまま打ち続ければひと玉当たるかもしれないけど、流石の私も疲れてしまいました。

失敗をすることにも、それで疲れてしまうことにも飽きてしまった私に必要なのは休息ではなかろうか。
体当たり勝負で無我夢中にもがいたぶん、これからの1年間はゆっくり休んで大人しく生きることにします。

いいことありますように。
皆に幸あれ!(壊れるほど涙をこらえて)

Text/oyumi

次回は<神はいた。好きな美容師とTinderでマッチングした「漫画みたいな恋」>です。
たまたま予約して入った美容室の美容師に一目惚れをしたoyumiさん。しかも彼とマッチングアプリTinderでマッチング!ご飯に行く約束もできて、夢のような一日を過ごせたかと思いきや…!?「漫画みたいな恋」は本当に存在するのでしょうか。