トークは場に合わせて使い分けるべき

 声を大にしていいますが、ブストークが悪いわけではありません。ただトークは場に合わせて使い分けるべき。

 たとえば「肌のたるみで万有引力を実感するよね!」「わかる~!」みたいな加齢ネタは女(またはオカマ)相手だと盛り上がりますが、オカマ以外の男性は「そんなことない、若く見えますよ」とフォローするしかなく、面倒くさいのです。

 我々も「お仕事は何してるんですか?」と男に聞いて「経産省で働いてます」「へーすごいですね!」「いやつまらない仕事ですよ、官僚なんてただ書類作ってるだけで」と返されると、卑屈でネガティブな印象を受けますよね。

 そこで「でもすごいですよ」「いや本当につまらない仕事なんで」と不毛なやりとりが続くと「コイツ面倒くせえな」と思うはず。
親しい間柄であれば「照れて謙遜してるんだな」と理解できても、初対面だとマイナスな印象になってしまう。

 逆の立場で考えればマイナスだとわかることを、ついやらかしてることは多いのです。
たとえば「美人が好き」「おばさんは無理、若い女がいい」と公言する男は薄っぺらいバカに見えるのに、自分も「イケメンが好き」「おじさんは無理、若い男がいい」と平気で言い放つなど。

 私もおじさんの悪口とか大好物でゴハンがなんぼでもススムくんですが、あくまで男子禁制の内輪トークで盛り上がります。男女混合の飲み会で男性陣がおばさんの悪口で盛り上がってたら、火つけて燃やしたろかと思いますよね?
女子トークに慣れてるとついクセで出てしまいがちなので、場を選ぶのを忘れないようにしましょう。