「好き」を全面に出す女は、強い／岩間恵・さきっぺ×AMコラボ企画第一回

恋愛の悩みは、恋愛で本当に成功しているプロの意見を聞きたい！　ということで、ラジオアプリstand.fmで放送中の『なんちゃって東京女子』（毎週日曜21時～）と、全３回のコラボレーション企画を実施します！

Amazon prime『バチェラージャパンシーズン3』出演し、番組史上唯一、バチェラーと結婚をした恋愛のプロ・岩間恵さんと、岩間さんの大学時代からの友人で、酸いも甘いも経験してきたさきっぺさんのお二人が、恋愛をテーマに赤裸々に語る当番組。

お二人が、AM人気企画の『編集部によるセルフお悩み相談室』に登場！今回は、VOL.16での『気になる人が、モテる友達と付き合いそう。今からでも間に合う？』（https://am-our.com/love/99475/）に、ズバリ回答してくれます！　

回答の様子は、3月13日放送の『なんちゃって東京女子』でも視聴することができます。ぜひ合わせてお楽しみください。

負け戦はしない

岩間: このコラボ企画では、私たちがAMの記事を見て、あーだこーだ語らせてもらいます。

さきっぺ: まず、今回の記事。当時24歳の編集部の方からのお悩みに、編集部員自ら回答するという企画です。お悩みが「友達と参加した合コンで気になる人ができました。彼は私の顔の個々の部分（目のパーツ）が好みと言ってきたり、○○ってめっちゃ面白いなどと言ってくれます。もうそれだけで好きになりそうです！　なのに、愛嬌があってモテる私の友達と付き合いそうです。その子と比べると圧倒的男性経験がない私が、今から逆転する方法を教えてください！」という内容。これさ、バチェラーの構図とちょっと似てない？

岩間: たしかにね。自分のこと好きって言っていたのに、他の子にも同じこと言ってるわとか、キスしてるわとか。

さきっぺ: 私とのツーショットデートの時、「すごく好み」「将来も考える」って言ってくれたのに、この前のグループデートでは、あの子とだいぶ良い感じですけど～!?　みたいな。

岩間: バチェラーの突拍子もない設定って、現実世界でもやっぱりあるんだね。

さきっぺ: 実際、ライバルのモテる友達がここまで大手をかけてきている時に、逆転できると思う？

岩間: 私は、とりあえず様子を見るかな。無理はしないし、負け戦はしない。そもそも彼に褒められて、「それだけで好きになりそう」くらいの感じだったら本当に自分が好きなのかもわからないじゃん。何年も片思いという状況だったら告白するけどね。

さきっぺ: たしかに「好き」の度合いにはよるね。自分で好きを自覚しているのか、相手に優しくされてワンチャン「あ、これ行けるかも」っていう気持ちなのかで変わるかも。

付き合っても、さりげなく近くに居たら自分のターンは巡ってくる

岩間

私まさに同じ経験したことがあって。高校時代に好きな男の子と良い感じだと思っていたのだけど、どうやらその男の子は他の女の子が好きで、実はもうすぐ付き合うらしいという噂が流れてきたの。すぐにお姉ちゃんに相談したら「告白するしかない」となって、お姉ちゃんがメール打ってくれて、告白したの。

でも普通にご丁重にお断りされて、数日後にその女の子と付き合っていた。結局、その男の子とは、相談乗る役みたいな良い友達にはなれたんだけどね。最終的に高校卒業してから「やっぱり恵がいい」って告白されてさ。その時はもうすでに私は興味なかったけど。

さきっぺ: それってちょっとスッキリ体験じゃない？

岩間: スッキリ体験。で、この経験で得たものが二つあって、一つは、相手の心が他の女の子に決まっていたら、その時点では外野が何をしても敵わない、どうあがいても無理ってこと。もう一つは、略奪するために変なことをしなくても、さりげなく近くに居たらいつか自分のターンは巡ってくること。

さきっぺ: 確かに。時間が経ってから恋愛関係になることもあるよね。じゃあこのお悩みのシチュエーションで言うと、この時点で告白はしない方がいい？

岩間: 自分が後悔するのなら告白してもいいけど、基本的にフラれるのって嫌じゃん。フラれるよりも、したたかに「良いポジション」にいる方がいいと思うよ。

さきっぺ

私も同意。誰かが誰かを好きな気持ちはどうにもできない。だって自分が見えているところだけでも２人がかなり良い感じだったとしたら、見えていないところではもっと濃厚なわけでしょ。そんなの割って入ることできないよね。もしもその２人が　何かしらの理由で付き合えない十字架を背負っているのだったら別だけど。２人を隔てる壁が何もないのに「こちらから先にいただきます」っていうのは無理。

だから、どうせ分かれるだろうと思っておくか、２人が付き合い始めたところで私は弱みに付け込んで、略奪を狙うかもしれない。「え～？でもそれって本当に、付き合ってる２人がすることなのかな～」とか言って。