「なんとしてでもお金を手に入れて欲しい」と100年前にヴァージニア・ウルフは熱っぽく語った
手をかけた料理が絶対?テキトー弁当で育ったわたしたち『ヴィオラ母さん/ヤマザキマリ』
自分は何者なのか?――パラパラ読める『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』で己の物語を見つめ直す
自分の〈被害〉と同時に〈加害〉についても語られる韓国文学『わたしに無害なひと』
男女の区別がない世界で愛は生まれるのか?ステイホーム中に現実逃避できる古典SF『闇の左手』
お金がなくてもひとりでも、哲学と美意識は忘れない。森茉莉に学ぶ、独身女性の楽しい生き方
「粋」なファッションは、姿勢にも影響する。自由に買い物できる日まで『着せる女』を読もう
「あいつ、もう食ったよ」は、最愛のパートナーにこそ使って欲しい! 性と食を考える『性食考』
「誰かが悪い」と思えば、楽だけど…原因がない「悲劇」の向き合い方
女性が支配する世界はきっと平和……な、わけがない。男女逆転小説で考える、「力ある者」のふるまい方
動物とのセックスは「異常」だろうか――「私」にとっての対等、合意の意味について
不倫を「だめ、絶対」ではまとめられない。他人の事情に思いを馳せる『ナラタージュ』
好きな人に選ばれない…でも「選別されない」世界は平穏なのか?
ドイツにはキャバクラがない? 海外に比べて日本の風俗が多様なのはなぜ
イ・ランは問い続ける。「なぜ、どうして、何のために?」小さな違和感との向き合い方
生きる上で、「幸せになる」よりも大切なこと──ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引書』
「女はオラオラ系が好きなんだろ?」という妬みは100年前から存在した
「自虐」は有効な処世術なのか?『負け犬の遠吠え』に息苦しさを感じた理由