夫が「魚、コゲてる」と言った。それだけでなぜキレてしまったのか?

夫婦喧嘩

勝手にシリーズ化している“モラハラ4部作”。最終回は、モラハラ男性と別れた後の話です。

一時的にでも、モラハラ傾向のあるパートナーと深く密接にかかわった経験は、程度の差はあっても心に後遺症を残すようです。
わたしに限っていえば、モラハラ傾向がある人に対して過大なアレルギー反応を起こすようになりました。男性がモラハラしている姿を目にしたり、「それってモラハラだよね」というエピソードを耳にしたりすると、強烈な怒りがこみ上げてくるのです。

けれども同時に、モラハラをしてくるタイプの人は、こちらがいくら努力しても変わることはないという教訓も得たので、さっさと見限って、離れる術も覚えました。 「モラハラする人は、わたしの人生からできる限り排除する」という方法を取ることで、怒りに振り回されることなく、気持ちよく日々を生きることができるようになったのは、ひとつの収穫です。

週に一度のスポーツジム通い

しかし、その一方でパートナーの行動に敏感になり過ぎてしまうきらいもあります。あれは、とある週末のことでした。その日、わたしは朝起きると、息子の世話を夫に任せてスポーツジムへと向かいました。

実は今年の頭から、スポーツジム通いを始めました。とはいっても毎週土曜日ないし日曜日のどちらか一日だけで、さすがにそれではまったく痩せないし、なんのために通っているのだろうか、と自問自答している状態なのですが、週に一度しか通えないのは、事情があります。

現在、息子の通っている認可保育園は、「保護者が共働きや病気などの理由で、昼間の家庭において保育を受けられないお子さんを、保護者に代わって保育する児童福祉施設」なのです。だから、基本的なルールとして、保護者が休みの日には預けられない
うちの保育園の場合は、保護者の仕事が休みでも16時までは預かってくれますが、午前中に一時間かそこらジムに行きたいがために、ウィークディを一日休みにするのもどうかという思いもあって、ジムに通うのは週末の一日だけとなってしまうのです。

けれどもストレス解消にはなるし、「ジムに通ってるんだから」と暴飲暴食する言い訳にもなる。ゆえに、「意味はある! ムダ金ではない!」と毎月8,000円なりを投入して週一、運動に励んでいるのです。