これからの女性向けグッズはコンプレックスにつけ込んで働きかけたりするような、ネガティブな物でなく、女性・カップルがもっと自由にポジティブ、性を謳歌する物へとなっていく。そんな時代になってほしい。

セックスを楽しむためには、パートナーの協力はもちろん必要なので、「女性専用」という型にはまりたくないけど、女性目線で選んだ女性向けの女性が本当に気持ちよくなれるグッズをセレクトして行きたい！　そんな思いを実現している場所が「バイブバー」。でもバイブバーは「BAR」なので、いつかはやっぱり女性が気軽に入れるようなアダルトグッズショップも……オープンできたら嬉しいな。

私の密かな夢はみんなが気軽に立ち寄りやすい、アダルトグッズショップを開くこと。それはロサンゼルスに仕事で行っていた時によく立ち寄っていたようなお店。明るく清潔でオシャレで女性スタッフも安心して働けて、女性も気軽に立ち寄れるお店が理想。そんなお店を都内でどどーんと展開したいのですが、実際問題、運営が成り立つのか……と言われるとなかなか厳しいのが現実です。

でも、この会社に勤めてから日本のオールドスタイル（エロといかがわしさをジョークと笑って楽しむ日本の文化）のアダルトグッズショップに見慣れたせいか、昭和レトロないかがわしい店も好きになったのは事実です（笑）。古き昭和なエロス漂うショップが残っていくのか、はたまた海外のように女性向けグッズがパワーを持ち始めるのか……今後の動向は女性の皆様にかかっているのかもしれません。なので、女性の皆様も恥ずかしがらずにどんどんワイルドワンに来てください。そしてアダルトグッズを購入してください。女性ユーザーが増えれば、自然と女性のことも考えた店づくりに力を入れざる得ない時代がやってくるはず！

もしかしたら将来的には絶滅危惧所になるかもしれない、昭和情緒ただよう「ワイルドワン」に機会があったらお立ち寄りください。以前コラムに書いたように、女性は入りにくいかもしれませんが、スタッフは日々接客販売に真摯に取り組んでおりますので、ご安心ください（笑）。

そんな今回は「女性向けグッズと私」について書かせて頂きましたが、次回は「国際恋愛と私」について書きたいと思います。

Text／ワイルドワン広報Yuka