拘束されることは、平和に自由に生きること

私たちは日常的に、家族の絆・社会のルールなどに拘束されていますが、何かに縛られることによって絆を深め、ルールや規則で拘束されることによって守られて生きている気がします。

自由というのは実は恐ろしいもので、誰の支配も受けずに自由になったらなったで、それは大変苦労の伴うものです(自分で自分を管理し、律しなければ滅茶苦茶になりますから)。
なので信頼する人に拘束してもらい、自分の身も心も預けられるというのは、ある意味とてもHAPPYなのかもしれません。

冒頭に、拘束【こうそく】自由を制限すること。と書きましたが、むしろ『拘束(制限)されることにより、平和に自由に生きること』なんじゃないかと思いました。

拘束というと、嫌がる物を無理やり……というイメージもありますが、心や体を無理やり縛り付けようとするのは、拘束ではなく束縛かなと思います(束縛されるのは嫌なものです)。

荊子先生の説く緊縛とは、相手と繋がるためのツールであり、縛られることで心身は解放され、絆が深まるというものでした。そこにはコミュニケーションの本質が見え隠れしている気がします。
まさに“心と身体で感じる緊縛”の荊子流緊縛術は、人生にも応用が利く深いい講座でした。

最後に余談ですが後日、開発に携わったSM拘束テープ(ボンデージテーププレミアム)が仕上がりまして、商品撮影の際に仲良しの女王様に人生初の拘束をしてもらったんです。
それは、なんとも温かくて気分の良い体験でした(仲良し女王様だから信頼し安心して拘束されたからかも)。

緊縛拘束された体の画像 拘束されたときの写真

ワイルドワンに入社してから、まだまだ新しい発見と学びがあるなぁとつくづく思う日々です。
次回は「初めて買ったグッズと私」について語らせて頂きたいと思います。

次回は <あなたが初めて買ったグッズはなんですか?電動マッサージャー“ニャンコの手”の行方>です。
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