キャバクラが消滅しない理由は男の習性!実現可能なセックスのおねだりをしよう

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 先週、婦女子向け読み物では「彼氏改造計画」をちょくちょく目にするが、男性向け読み物に「カノジョ改造計画」が載っているのは見たことがないと書きました。先週の筆者は、相手を変えようとする女心にばかり気をとられていたのですが、校了時に担当編集のI嬢がボソッとひと言……。
「なぜ男性はおとなしく改造されてくれるのでしょう?」
あ、そっち!? ……盲点でした。というわけで今週は、先週の続編です。カノジョ側の改造計画をおとなしく受け入れる男心に着目したいと思います。よろしくお付き合いくださいませ。

なぜ男性は改造されるのか?

 先週の記事には、「『カノジョのダサい私服をなんとかする方法』とか『フェラチオ下手なカノジョをピンサロ嬢レベルまで鍛える7つのメソッド』など銘打った企画が、男性向けメディアに掲載されていたら、大半の女性がブチ切れるであろう」と書きました。案の定、担当編集のI嬢も「彼氏に「服がダサい』って言われたらキレます」とのこと。これって要するに、「おとなしく改造されてたまるか!」ってことですよね。

 一方で男性は、「こういう服が似合うわよ」を、おとなしく受け入れます。セックス版でいうと、「淡泊な彼氏を野獣に豹変させる3つのメソッド」「早漏彼氏のチ○ポを鍛える5つのメソッド」などの婦女子向け読み物に則った行為を、おとなしく受け入れます。なぜでしょうか?

 こんな俗説を聞いたことがあります。なぜ世の中からキャバクラが消滅しないのか……それは男性が「実現可能な『おねだり』をされることで喜ぶ生き物だから」なんですって。ポイントは、「実現可能な」って部分にあるのでしょう。かぐや姫のように、「龍の首の珠を奪って来い!」とか「燕の産んだ子安貝を盗って来い!」など、実現不可能なおねだりじゃダメなのです。キャバクラでいえば、「8万円のドンペリ入れてほしいな」ではなく、「5000円の眞露を入れてほしいな♪」程度のおねだり(余談ですが、18年前に筆者が勤務していたキャバクラでの価格です)。