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  • 2017.06.19

男の浮気は格差恋愛への反発心!?女が「上」のままで解決する冴えたやり方

映画版も話題沸騰中の『昼顔』ですが、菊池美佳子さんが注目するのは、ドラマ版の登場人物の職業。夫が生物を教えている高校教師、その妻が大学院の研究室で准教授をしているという部分です。職業に貴賎なしですが、ドラマ上の設定を考えるとやっぱりこれって女性が上の「格差婚」?そんな夫婦の心情を分析します!

女性が上で男性が下の格差婚・格差恋愛

男性が女性をおんぶしているサムネイル画像
by freestocks.org

『昼顔』を観てきました、初日に。ほとんど映画館に行かない筆者が、わざわざ初日に足を運ぶだなんて、5年前の『レ・ミゼラブル』以来です。ネタバレになるため、ここでは映画版の『昼顔』には触れず、3年前のドラマ版に触れることにしますね。

 当時、あれだけの社会現象になった作品ですから、おそらくほとんどの人がご存知とは思いますが、イチオウ解説。パート勤めのごく平凡な主婦と、高校の生物教師のW不倫がメインテーマです。この記事で着目したいのは、高校教師の妻が、大学院の研究室で准教授をしているという部分です。

 高校教師と、大学院の准教授の男女。職業に、どっちが上でどっちが下ということは、本来はないのでしょう。が! 夫の「研究室に残りたかったが、残ることができなかったので高校教師になった」という背景を考えると、准教授が「上」で高校教師が「下」ということになるのでしょう。いわゆる「格差婚」ってことになるのかな。

 女性が上で男性が下の格差婚・格差恋愛は、フィクションの世界に限ったことではなく、私たちが生きる現実世界にもちょくちょく存在します。ちょくちょく存在どころか、急速に増えているような……。その背景には、もしかすると芸能人カップルの影響があるのかもしれません。

 奥さん側がビッグネームで、ダンナさん側はそれほどでもないってカップル……実名を出せないのがもどかしいんですけど(笑)、なんとなく察してくださいね(笑)。あとは、奥さん側がうんと若くて、ダンナさん側がけっこう年上ってパターンだとか。ほかにも、奥さん側は芸能人で、ダンナさん側は一般ピープルってパターンだとか。

「ビッグネーム」「若い」「芸能人」が「上」で、「脇役系の俳優さん」「うんと年上」「一般ピープル」が「下」ってことは、本来はないのでしょう。が! そんなふうに、優等生な見方をしないのが世間サマというもの。「あれだけの大女優さんをお嫁に貰うことができたのだから」「あんなにも若いタレントさんをお嫁に貰うことができたのだから」「一般人が芸能人をお嫁に貰うことができたのだから」という目線で見られます。そして、「お嫁に貰うことができたのだから」に続くのは、「ありがたいと思って、一生涯浮気はせず、嫁さん一筋に徹すべき!」というわけです。

浮気は男性の反発心の表れ?

 そういった、世間サマからの「無言の圧力」に対し、「なにくそ!」という反発心が芽生えるのでしょうね。「妻が上で、夫が下」という目線に反発し、自分と妻は対等であるという「確信」を欲するようなイメージ。

 しかしながら、社会的には「妻が上で、夫が下」ということになっているのが現実。そんな中、浮気をすることで、「私がこんなに愛しているのにッ!」という妻が「下」になり、「俺はお前にぞっこんLOVEってわけじゃないんだぜ」という夫が「上」になります、感情ベースでは。若くて美しい女性芸能人が、なぜか夫に浮気されるのは、そういった事情があるのでしょう。

 一般人の男女にも、同じような流れが起きつつあるように見受けられます。芸能人カップルと違うのは、男性側に浮気するほどの甲斐性がないという点。キャリアアップを重ねていくカノジョに対して、いい顔をしない……程度のニュアンスなんですけどね。いや、場合によっては「別れる」という選択をする男性もいるようなので、そこそこ深刻な問題かもしれません。

 だったら! てめぇ自身がキャリアアップして、「そんな仕事やめちまえよ、俺の稼ぎで食わせてやるからさ」と言ってくれれば良いものの、現実的には難しいのでしょうね。それって要するに、「専業主婦として養うことはできない」「しかしバリバリ稼ぐキャリアウーマンは嫌だ」「お給料がそれほど高くない労働者でいてほしい」ってことになりますよね。ずいぶん勝手だな(笑)。

 彼氏側の勝手な要求を呑み、キャリアアップを手放すべきなのでしょうか? それも1つの生き方ですが、キャリアアップしつつ、彼氏ともうまいことやっていく方法があるとしたら……それはセックスでしょう!

 セックスにおいて、「私はあなたの陰茎ナシでは生きていけません!」ってくらい、彼氏の陰茎&性的技巧を讃えれば……! 女性のキャリアに嫉妬する男心なんぞ、あっという間に払拭できるはずです。


Text/菊池美佳子

次回は <「セコい」のではなく攻略!「やっぱりまだ早いかも」が男心をくすぐる理由>です。
AMの大人気コンテンツ「菊池美佳子のオトコを甘やかすな!」は、突然ですが今週で最終回!テーマはセコいオッサンたち。女の子といちゃつけるお店には入らず、お店の前でたたずんでいる制服姿の女の子たちと延々しゃべっているオッサン。本番ナシの風俗店で本番行為をしたがるオッサン。彼らの生態を菊池さんが分析します!

ライタープロフィール

菊池美佳子
文筆業・占い師。著書『着けちゃうぞ!大人の保健体育』『テレフォンセックス裏物語』『Sの妹Mの彼女』など
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