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  • 2017.06.05

どうせ女性からスルーされるのに。小汚いオッサンがナンパを続ける理由

街中で声をかけられた!とウキウキして顔を見てみると、そこには小汚いオッサンが…なんてこと、ありませんか?華麗に無視を決め込まれ、上手くいかないとわかっていながらも、オッサン達がナンパを続ける理由はどこにあるのでしょう?菊池さんの実体験と一緒に、徹底解説していただきました!

オッチャンからのナンパ被害

カフェに佇む男性の画像
by Unsplash

 東京に出てくる前は、杉並区だろうと武蔵野市だろうと檜原村だろうと、東北地方のド田舎で育った筆者にとってはひとまとめに「東京」でした。これは筆者に限った感覚ではなく、地方出身者に共通している感覚なのだと確信しています。

 ですが実際、東京に出てくると、ひとくちに東京といっても、街ごと・駅ごとに全然違うんですよね。駅ごとと書きましたが、たとえば同じ渋谷駅でも、センター街へ出るハチ公口と、青山へと続く宮益坂口では別世界なわけです。

 以上を踏まえたうえで!広尾だとか白金だとか麻布ではなく、上野だとか五反田だとか筆者が暮らす池袋のような……いわゆる「オッチャンの匂いが強い街」を歩いていると、オッチャンからのナンパに遭遇することがしょっちゅうです。40歳の筆者ですら頻繁にナンパされるわけですから、うら若きお嬢さん方は、もっと被害に遭っているのだと思います。

 「被害に」という書き方をしたには、れっきとした理由がございまして。ナイスミドルと呼ばれるようなステキ系オジサマならいざ知らず、オッチャンの街でナンパをしてくるのは、平均的なオッチャンをはるかに下回るような類の、小汚いオッサンばかりだからです。オッチャンの平均値にも及ばないような小汚さであるにも関わらず、よくもまぁナンパできるものだと、その図太さに、あるイミ感心させられるくらい! 

 つい先日も、小汚いオッサンが「ご馳走するから喫茶店で15分だけ話そう」と声をかけてきました。筆者が無視を決め込むと、諦めたオッサンは、反対側から歩いてくる別の女性に、同じ口説き文句でナンパを行なっていました。言うまでもなく、その女性も華麗にスルーです。筆者は考えました、こんなにも打率が悪いにも関わらず、小汚いオッサンがナンパを続ける理由はどこにあるのだろう……と。


小汚いオッサンがナンパする理由

 おそらくオッサンにとっては、一瞬でも女性の関心を引いたという点に価値があるのでしょう。「筆者は無視を決め込んだ」「その女性も華麗にスルーした」と書きましたが、それでも声をかけられると、わずか0.01ミリほどは、オッサンに対して顔の角度が向けられているのだと思います。その0.01ミリの関心が、オッサン側にとっては、「女性と接点を持った」という達成感になっているのでしょう。

 ……いや、それだけではないはず!小汚いオッサンとて、たかだか0.01ミリで充足感を得るとは思えません。

 さきほど、「小汚いオッサンのナンパは打率が悪いであろう」と書きましたが、もしかすると下手な鉄砲も数撃つことで当たっているのかも……。要するに、40歳の筆者ですら目にもくれないような小汚いオッサンのナンパに、ついて行く女性が、少数だとは思いますが、存在するということ。

 小汚いオッサンのナンパについていく女性たちには、どのようなバックボーンがあるのでしょうか? 容姿や年齢に自信が持てず、小汚いオッサンのナンパでもありがたいと思わねばと捉えているのかもしれません。惚れたオトコからいっこうに相手にされず、自暴自棄になっているのかもしれません。もしくは単に、断れない性格かもしれません。

 いずれにせよ、小汚いオッサンからのナンパと、おそらくその先にあるであろうセックスで、自己肯定感や失恋の傷が、一時的にでも緩和されているのだとしたら! 小汚いオッサンのナンパにも存在価値があると思った次第です……と、〆たいところですが。

 小汚いオッサンのナンパにはついていっちゃダメです (笑)!その先にあるセックスもしちゃダメです(笑)!「いえ、私は小汚いオッサンが好みなんです」って人は別ですが(笑)。アナタ様が小汚いオッサンのナンパについていき、セックスをすると、小汚いオッサンは今後もナンパを続けていきます。そのことで、不快な気分になる通行人女性が後をたたなくなるわけです。社会の連帯責任と思って(笑)、小汚いオッサンのナンパ撲滅に努めましょう。

 それにしても……小汚いオッサンのセックスって、色んなイミで凄そうだなぁ~(笑)。

Text/菊池美佳子

次回は <男が「メシも飲みもデートもなし!」でセックスだけする理由>です。
デートにもご飯にも行かないけど、セックスはする…そんな関係に悩んでいませんか?セックスなんて、女性からすると愛情を感じたいが故にするものだけれど、男性にとってはそれだけではないみたいです。そんな時は、考え方を少し変えてみるだけで、悩みも解消されるかもしれませんよ。

ライタープロフィール

菊池美佳子
文筆業・占い師。著書『着けちゃうぞ!大人の保健体育』『テレフォンセックス裏物語』『Sの妹Mの彼女』など
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