相性抜群な人と恋に落ちる必要があるのか

LGBTのためのコミュニティサイト「2CHOPO」の記事をAMでご紹介させて頂けることになりました!
今回は、キャシーさんの「セックス・アンド・ザ・キャシー」の記事です。

LGBT ゲイ キャシー カナダ トロント 2CHOPO 恋愛
キャシー

 自分がどんな人と恋に落ちるのかなんて想像もつかなかった。
理想の相手なら毎晩寝る前に妄想していたが、実際にどんな人が自分とピッタリとマッチングするのかは未知の領域だった。
星占いや血液型占いに頼って自分と相性のいい人を探してみるも、曖昧な答えにどうも納得できなかった。
周りに相談すれば、お互いの足りないところを補える人を勧められたり、同じ分野で仕事をしている人はダメと忠告されたり、話を聞けば聞くほど混乱した。

 いざ今の彼氏と出会ってみると、それまでに培ってきた恋愛の相性に関する知識が全然役に立たないとわかった。
社交的で友達付き合いの広い自分と比べて、彼氏は内向的で人見知りが激しい。
しかし、二人きりになると立場は逆転して、静かに過ごしたいあたしの横で彼氏のマシンガントークが止まらない。
大胆な決断を勢いに任せてしまう自分を止めるのはいつも慎重な彼氏で、それで喧嘩することも少なくない。
一方で、お互いに細かいところにこだわりがあって、そこは何があっても譲らないからリビングルームに飾る絵が決まらずに2年が経つ。
様々な顔を持つ人間同士の相性の良し悪しなんてそう簡単に分析できるものじゃない。
今でも自分と彼氏の相性が良いのかどうかなんてわからない。

 周りにいるカップルを観察してみると、みんな良い具合に変で、妙にバランスが取れている。
お互いにワーカホリックで忙しいにも関わらず、せっかくの週末のデートにビジネスアイデアのプランニングに励んじゃうカップル。
節約が大好きで、引き出しいっぱいにクーポンを集めて、セールや割引の話を聞けば待ったなしに駆けつけるカップル。
セックスが大好きで、常に斬新なプレイにチャレンジしてはセックスショップへ新しいおもちゃを買いに行くカップル。
一見相性抜群の彼らから話を聞いてみれば、どのカップルも相性ピッタリというわけではないらしい。