ロマンチックな雰囲気とはほど遠いサシ飲みなのに、
「ホテル行こう」発言!ファッ?

 さて、ロマンチックな雰囲気とはほど遠いサシ飲みがぼちぼち終了する頃、まさかの「ホテル行こうよ」発言が飛び出したのです。ファッ? 
ロマンチックな雰囲気とはほど遠い雰囲気の中、よくもまぁいけしゃあしゃあと誘えるものです。ロマンチックな雰囲気とはほど遠いサシ飲みだったとしても、そのサシ飲みが超・盛り上がったのなら、まぁ誘ってくるのも理解できます。しかし、ちっとも盛り上がらなかったのですよ。

 筆者のほうは、男女を意識した関係でなくとも、場を盛り上げる努力はしたつもりです。
しかし相手の粗チン野郎……いや、チンを見たわけではないので粗末かどうかわかりませんが、あえて粗チンと呼ばせてください。粗チン野郎には、場を盛り上げる努力が一切見られませんでした。
たとえばメニュー! 初回も2回目も、メニューを広げながら、「なに食べます?」と問う筆者に対して、まさかの返し……「何でもいいよ」。お前は女子か! なに食べたいか聞かれて、なんでもいいと返す女子はアウトと、巷の恋愛ハウツー本に書いてあろうに! まぁ、2人の関係性は恋愛じゃないですけど、それにしたって、てめえから誘っておいて、てめえが行きたいと連行した店で、「何でもいいよ」はねえだろ!

 これがね、筆者が彼にぞっこんLOVEで、「好き好き、抱いて抱いて、チンチン突っ込んで」と、色目を使ったというなら、粗チン野郎が場を盛り上げる努力をすることなく誘ってくる理由もわかりますよ。しかし筆者は、一切色目を使っておらんのです。

 話を整理します。