なぜ多くの女性は、幸せを感じられないのか?

生理の始まり・SEX(オーガズム後)・出産直後は、セロトニンチャンス!
でも、ほとんどの人が、そんなスペシャルな幸福感を感じられるチャンスを活かせてないよね。

生理はつらい、SEXしてもイかない、お産は死ぬほど痛い。
それはなぜなのか。

まずは、骨盤内の血行だよね。
足腰を使うことが少なくて、骨盤の中の筋肉が縮んで、子宮も腸も冷たく、固くなっちゃっている。

もう一つは、心の問題だな。
生理もお産も、つらいもの、痛いものって決めつけの思考が大きいと思うよ。
「ホントにつらくて痛いんだから、仕方ないじゃない!!!」って思う子もいると思う。
確かに、あなたにとって今の生理はつらいかもしれない。

でも、それって「生理がつらいもの」だからじゃないんだ。
たまたま生理に入る波にうまく乗れない体の使い方だっただけ。
もちろんあなたが悪いわけじゃないし、ダメなわけでもない。
「たまたま」そういう使い方をしていて、現代社会の生活が「たまたま」そういう使い方になりやすいっていうだけなんだ。

体って使い方でできているから、使い方を変えれば改善することができる。
生理痛が理由できらくかんのからだレッスンを受ける人は多いけど、改善させるのがカンタンな症状の中のの一つって言ってもいいくらい、すぐ変わるの。

生理だけじゃなく、私たちの体は、決めつけや自分で自分に貼ったレッテルでできていることが多い。
私は生理痛持ち
私は冷え性
私は頭痛持ち
私は硬い体質

こういうレッテルを貼っている人は多いけど、「持ち」でも「症」でも「体質」でもなくて、そうなる体の使い方をしていただけ。
使い方を変えればいいんだよ。

イヤなレッテルをメリメリっ!とはがしたかったら、きらくかんにおいで♪

そして、セロトニンチャンスを逃してしまう心の問題のもう一つは、緊張だな。

腸、子宮、そして子宮の動きと関係の深い、仙骨や骨盤底筋。
この辺りは、どれも神経の働きがすごく影響するところなんだ。

小腸なんて、体の中で一番神経が敏感なところ。
子宮や仙骨、骨盤底筋も自律神経とのかかわりが深いし。
ここらへんが硬かったり、縮んでいると、どんなにマッサージを受けても体の緊張は取れないよ。

次回は、「私の子宮は縮んでる?」チェックと解消法を紹介するね!

【つづく】

Text/奥谷まゆみ

初出:2014.09.05