反抗期は、自立期!
子どもをコントロールしようとしたら逆効果

 有り余る母の愛が腰抜け男子を増殖させているのだけど、「腰抜け男子たちよ、みんなお母さんのせいだから、アンタたちは悪くないのよ~!」と言っているわけでもないの。

 ママが何でもかんでもやってくれる“うまみ”、ぼーっとしていても「早く早く」ってケツを叩いて送り出してくれる“うまみ”、それを利用して、それに乗っかってきた、アンタのせいでもある!ということを忘れないでほしい。
だって、腰抜けは息子ラブママ&本人の共依存によって作られるんだもん。

 いくらママが手を貸そうとしたって、いつでも「NO!」って言えたよね。
「オレのためなのはありがたいけどさー、オレの人生なんだから、口出すなよ!」って、2歳の子だって言えるし、できるんだよ。

 思春期の反抗期っていうのは、そういうことだよね。
反抗というよりも、自立期というか。

 子どもが反抗したら、「自立おめでとう!やったー!子育て終わったー!アンタがやりたいようにやってちょーだい、アンタの人生バンザーイ!あ、でも困ったことがあったら相談してね♪力になるわよん♪」ってさっさと手をひっこめちゃえばいい。「おめでとう!反抗期、自立期!」って(笑)。
だって、コントロールしようとしなかったら、反抗なんてしようがないでしょ。

 それなのに、ママたちは勘違いして、反抗することを怒ったり、なんとかやめさせようとしたりする。せっかくオトコになる、腰を立てるチャンスなのにね。

 さて、じゃあ頼れる腰の据わった男子を育てるには、どんなママになればいいんだろうか。