「イイ男」になる、原石男子の見分け方!完成形を求めるのではなく、育てるのが今流

第40回 男子を“オトコ”にする方法(1)

奥谷まゆみ おんなのカラダ道 araujo.denise

 有り余る愛で、やってあげ過ぎるママと、それに乗っかって、自分の責任で人生を切り拓いてこなかった腰抜け男子。

 今、世の中には「“オトコ”にならないまま大人になっちゃった男子」があふれているんだよね。
つまり、付き合った彼女や、結婚した妻が、パートナーや家族を支えられる“オトコ”にしなきゃならない時代なわけだ。あー大変だ!

 だから、女子たち、仕上がっている「いいオトコ」を探してもダメなの。そうそういないんだから!探している間に行き遅れちゃうわよー。

(奥谷まゆみさんへのお悩みはこちらから)

 今は、「素材がいいオトコを見つけて、自分で育てる時代」なのよ。
いざという時に腰の立てられるオトコを見つけたら、あとは自分が育てる!
でも、「育てる」っていっても、育て方は先週「テキトーでおねだり上手な母になろう!適度な距離感がいい男を育てる」でお話したとおり、かわいく、適度に頼るってことだから、決して大変なことではないから安心してね。

 素材のいい男子探しで気をつけてほしいのは、優しい男子や、思い通りにやってくれすぎる男子。
ママに育て倒された腰抜け男子は、言い方を変えれば、相手に強く反抗せずに、うまく人生を渡ってきたわけだから、相手が動きやすいようにするのはとても上手なの。
「やさしいな」「思い通りにさせてくれるな」と思ったら、実はそれはただ彼に自分の意志がないだけだった!なんてこともあるからね。

 さて、この連載を読みつつふと横を見たら、隣にいるのは、腰を丸めてPCに張り付いているあなたのパートナー。その彼の腰の丸まり具合と日頃の行動を省みて、かなり危機感を覚えているかもしれないね。

 さあ、お待ちかね!いよいよ、彼の腰を立たせる方法を紹介しよう!