小陰唇の形に影響するケースも

ついでに言うと、オナニーが小陰唇の形に影響するケースもあります。医学的には、小陰唇が伸びる原因は遺伝、思春期や出産などによるホルモン、加齢、締め付けの強い衣服などであって、オナニーではないと言われています。しかし、行為そのものが小陰唇の成長に影響を及ぼすことはなくても、やり方の癖が小陰唇の形に現れることはあると私は思っています。私の見た限りでは、小陰唇を2本の指で左右に広げてクリトリスを触る癖がある人は、指で広げている部分が伸びていますし、クリトリスから小陰唇までを複数の指で大きくこね回す癖がある人は、片側の小陰唇が伸びがちです。

小陰唇の形なんて左右の形が違っている方が多数派だし、長く伸びてぶら下がっていようが、クシャクシャになっていようが、全く気にする必要はないんです。それでも、やっぱり一度は「私のアソコ、他の人と違うかも」「左だけ長いから絶対好きな人に見せられない」とか思いませんでした?性経験を重ねて知識がついてくれば、小陰唇の形なんて気にすることもなくなりますが、強いコンプレックスを抱え続ける人もいますよね。もしかしたら「オナニーのやり方の癖によって小陰唇に個性がちょっと出るかもね!」と豆知識として知っていたら、強いコンプレックスを抱えることはなかったかもしれません。

そう考えると、オナニーのやり方について誰からも教わらず、たまたま自分で発見して習得していくのって、ガチャに近いですよね……。とはいえ小中学校の性教育でオナニーのやり方なんて教えることは今後もないだろうし、難しい問題ですね。

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Text/BETSY