自分のアヘ顔とあえぎ声が気になる
セックス中の自分のアヘ顔とあえぎ声が気になったことはありませんか。アヘ顔とあえぎ声に関する質問は数か月に一度は必ず届いていて、私自身も気にしていたことがあります。最近では「どうすれば可愛い表情になるのか」「気持ちいい時の表情を痛いと勘違いされる」「声が低いのが気になる」「可愛い声の出し方がわからない」といったお悩みも連続して届いていたので、今週は可愛いアヘ顔とあえぎ声についてお話しします。
「可愛いアヘ顔で興奮してほしい」「自分のあえぎ声で萎えてほしくない」そんな風に考えるのは自然なことなのですが、私の考えとしてはアヘ顔やあえぎ声が可愛いかどうかは全く気にする必要はありません。アヘ顔やあえぎ声は快感を得ることで無意識に起こる反応であり、意識してどうこうしようとするのは、ただのパフォーマンスだからです。
セックスは必ずしも愛し合うふたりで行うものではないので、場合によってはパフォーマンス力（りょく）を必要とすることもあるかもしれませんが、あくまでオプションなんです。
アヘ顔とあえぎ声は個性
ところで、みなさんが思う可愛いアヘ顔やあえぎ声はどんなものですか。おそらくエロ漫画やＡＶに出てくるスレンダー巨乳の爆美女が眉間を寄せた困り顔で「アンアーン」と高めの声で鳴くイメージではないでしょうか。エロ漫画やAVなどの“オカズ”で表現される女性はファンタジーであって、実際のセックスでみんながあのような可愛い表情で可愛いあえぎ声を出しているわけではありません。感じるとなぜかアゴがしゃくれる人もいれば、号泣しているように見える人、完全無表情な人もいます。野生味のある声で叫びまくる人もいれば、一切声を漏らさない人もいます。100人いれば100通りの表情と声があるんです。ですから、“オカズ”と同じ表情、同じ声を再現することの方が不自然ではないでしょうか。むしろアヘ顔やあえぎ声は個性を出せるところです。「ベッドではこんな表情になるのか」「こんなあえぎ声の出し方する人は初めて」と心に残るくらいがちょうどいいんですよ。
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