大して面白くないゲームにハマる落とし穴
相談文を読むとあなたは大して思い入れのない男とゲームを重ねていくうちに、良い点を取りたくなってのめり込んでいるのがわかります。これはクソゲー(大して面白くないゲーム)にハマって廃人になる人と同じパターンです。といっても人間なので私もかつてクソゲーにハマったことがあり、クソゲーにもクソゲーの楽しさがあり、中毒性があるというのも承知しています。
だから、おかしな恋愛にハマっている時はすぐに止められないとしても「あぁ私は今、クソゲーにハマった状態だ」ということを自覚してください。その自覚があるだけで段々とクソゲーから醒めていきます。
大事なゲームに集中を
そしてこれは時間をかけてゆっくりやることですが、本当に自分が評価されたい人や対象を絞るということです。若い頃というのは良い意味でも悪い意味でも自意識過剰で、羞恥心というものが一番活発な時期です。なので、まんべんなく評価をもらいたがる傾向があります。
でも人間に与えられた資源には限界があって、全ての人から良く思われようとすると自分を見失います。だからといって評価されたいところ以外は何もするな、もしくは冷たくしろということではありません。そういったところは必要最小限の配慮(コモンセンス)で乗り切れということです。労力を温存し、大事なゲームに集中をするのです。
相談文を読むとあなたはまだ夢中になれる面白いゲームが見つかっていないので、クソゲーで時間を潰している感じがします。賢いあなたはそこに気付き始めて「何やってるんだろう、私」という段階なのではないでしょうか。
保守的な考えかもしれませんが、恋愛においては出会い方が大切になります。そう考えると「彼女持ちの男」や「遊び感覚でセフレから入った男」はあなたが期待するような良いゲームの相手になるとは思えませんでした。
相手に魅力があって、底なし沼のクソゲーに溺れるのを楽しむという覚悟があなたにあれば、ゲームを続けても良いと思いますが、相談文からはその覚悟や業の深さは感じられませんでした。理知的なあなたは次の良縁を探した方が良いと私は思います。世の中は星の数ほど男が居て、星の数ほど出会いがあります。がんばってね☆
TEXT/肉乃小路ニクヨ
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