一点あなたの文章の中で気がかりな点がありました。
精神的虐待で抑制されてきた中での反動かもしれませんが
「②今まで元カレに「社会とズレてる」「間違ってる」と言われ続けたわたしの性格は何一つ間違っていなかったこと」
の部分について、ごめんなさいね。それは無いと思います。

自分が何一つ間違っていないと思っていたら、今度は元カレがやったようにあなたの正しさを今カレに押し付けてしまいそうで心配です。虐待からの反動で一時的なものなら良いのですが、このことからもあなたは考え方の振り幅が大きいことを自覚した方が良いと思います。

よく考えてみてください、本当に元カレの責任だけで３年もの間自己否定をしていたのでしょうか。あなたの本来の気質にそういった極端さがないかを一度検証してみても良いと私は思いました。どこかでそれを無条件で受け入れて楽をしていた自分もいたのではないでしょうか。自己否定や依存状態というのは思考をしなくて済む楽な面もあります。私自身、過去に楽をしたかった時に自己否定をした時期があります。今考えると思考停止だったと思います。

自分で考え続けることは億劫な面もありますが、結局この先もマインドコントロールや極端な自己肯定を避けるには愚直に考え続けることが大切なのではないかと思います。

元カレへの最高の復讐はあなたが成長し、極端な自己肯定や自己否定に陥らず、自分の頭で考え続け、幸せとは何かを問い続け、そこにたどり着こうと日々生きることではないでしょうか。私にはそれしかないと思います。

厳しいことを言ってしまってごめんなさい。
でも私はあなたならきっとそれができると思っています。
どうかつまらない過去に執着しつづけるのではなく、
素敵な未来のために、自分の至らなさも時には振り返り
思考し続けてください。
私もそう考えながら日々を生きています。

Text／肉乃小路ニクヨ