ユーモアの必要性

 あと、文面だけの評価で恐縮ですが、
あなたの真面目さは伝わって来るのですが、
楽しさ、面白さと言うのはほとんど伝わってきませんでした。
真剣にご相談頂いているのだと思いますが
45歳の人生経験を積んだ女性から生まれる余裕やユーモアはほとんど感じられません。
残念ながら相手に対する要求ばかりで、あなたは評価者の立場で男達に不満ばかり綴っています。

 あなたに近付いて来る男というのはあなたの鏡です。
人は自分に似た者に近付いていきます。
あなたの周りに不満を持った男達が多いのは、
失礼ながらあなた自身が愛や感謝が大事と言いながら
相手に対して不満ばかりを綴っているからかもしれません。

 恋愛にユーモアは要らないという人もいるので、そうだったらごめんなさい。
でも人生にユーモアは要ると私は思っています。
特に私達の年代からは老いも始まり、思い通りにならないことばかりです。
そんな時に視点を転換して面白がれる感性を持つということは、
私達のこれからの人生には必要だと思います。

面白がって生きる女が最高に魅力的

 ところで男達はあなたの前で自分のことは棚に上げて不満ばかりを漏らしているとのことでしたが、
あなたはその不満に対して機転を利かせて笑いに転換したり、
ユーモアを交えて自省を促すようなことをしてきましたか?

 辛いことの多い人生だけど、この人と一緒だったら頭を切り替えたり笑ったりしながらやっていける。
私だったらそういう年上の人に大きな魅力を感じますし、私もそういう存在でありたいと思っています。

 だって不満やイライラで過ごすのも
笑い飛ばしてニヤニヤ過ごすのも、
同じ一日だったら、私はニヤニヤ、ニタニタして過ごしたい。
一緒にいる人だって、ニヤニヤ、ニタニタした人の方が楽しい。

 あなたは人生を面白がっていますか?

 あなたが人生を面白がっていないと、人生を面白がる男は寄って来ません。
恋愛に真剣に取り組むよりも楽しい人生を送り、
結果として楽しい伴侶が出来ていた。
そういう順番で気楽に構えた方が良いのではありませんか。

 たとえ伴侶ができなかった場合でも面白い人生と向き合えたのなら
後悔は少ないのではないかと私は思うのです。

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次回は<恋愛はしようと思ってするもの?デートはするのに彼氏ができない女性の心理 >です。
「デートには誘われるのに、6年間彼氏ができずに28歳。自分の中身が問題なの?」とお悩みの相談者。肉乃小路ニクヨさんのアドバイスは、良い男との出会い方はさておき、「恋愛はしようと思ってするもの?」というものでした。