エロい人だと思われることが快感!私は消費なんてされっこない

デニムを履く女性

私が破れたデニムを愛す理由

破れているデニムと破れていないデニム、どちらを穿きたいかと問われると、わたしが選ぶのは断然に前者、破れているデニムです。なぜと問われても「好きだから」としか言いようがないのですが、とにかくダメージの入ったデニムが好きで、クローゼットにあるデニムの過半数は、膝の部分や太もものあたりが破れている。

先日、ママ友と子連れで公園に集合するというミッションがありました。公園ならば汚れてもいい、動きやすい恰好と思ってデニム(太もものあたりに切れ込みあり)を穿いて行ったところ、ママ友のひとりに「〇〇くんのママ、セクシ~!」と突っ込まれ、「ええっ、なんかおかしかった?」と狼狽した次第です。

確かにその公園にいる保護者たちの、誰ひとりとて破れたデニムなど穿いていない。そういえば以前、夫に「俺の知り合いの夫婦が公園でりかさんを見かけたらしいよ。破れたデニム穿いてるお母さんなんて他にいないから、すぐにわかったってさ」と言われたこともあり、ママ界においてダメージデニムは、定番アイテムというわけではないことを、今さら認識しました。しかし、このわたしの破れデニム愛、「なんか好き」を紐解くと、確かに「普通のデニムに比べると、ちょっとエロい」に突き当たるのも事実です。

そう、わたしはデニムを穿くとしてもエロくいたい! エロい人だと思われたいし、なんならエロくてヤリたいとも思われたい。実際に、正面切って「ヤリたい」と言われて「えっ、そんなふうに思っていてくれたの!?」と嬉しくなってまんまと股を広げたこともあるし、まったくもってそういう対象ではない、もしも「ヤリたい」なんて言ってきたら、「ヤラせるわけないでしょ、ベッロベロベ~!」と最高に相手を苛立たせるようなお断り方をするであろう相手にも、心の中では「ヤリたい」と思っていてもらいたい。