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  • 2017.05.23

誕生日にバカ騒ぎはもったいない!ひとつ大人になったあなたにして欲しいこと

一年に一度だけ訪れる特別な日、誕生日。自分だけが周りのお祝いを独り占めでき、その日ばかりは羽目をはずしちゃう!なんて方も多いのでは?今年の誕生日は今までとちょっと違った過ごし方をしてみませんか?ニクヨさんが大人の素敵な誕生日の過ごし方を提案してくれます。

伸びをする女の子 ヤシの木 誕生日 大人になる
by PIXELS

 私は5月が誕生日なのですが、基本的には「お誕生日会」というのが苦手でやってきませんでした。
思い返せば小さい頃から派手なお誕生日会というのは開いたことがないですし、
夕飯にカットされたショートケーキがあればラッキーくらいのイベントでした。
ここ数年はお店に入るようになったので、お誕生日会をやったこともありましたが、苦手なので、去年なんかもスキップしました。
プライベートではもちろん毎年地味に過ごしています。

 私はいつも思っているのですが、
誕生日は祝われる人、祝う人をハッキリ分け過ぎです。
もっと甘いだけでなく、味わい深い日であると思うのです。

誕生日=出産日・独立記念日

 まず、産んだ親の立場になって考えると、誕生日=出産日ということです。
十月十日もの間、お腹で育ててくれた親が、しんどい季節の変化に耐え、体調の管理をしてくれて、
最後は痛みにも堪えて、ようやく出産をした日です。
身重の体でやりたいことも思うようにできなかったでしょう。
それを超えて産んでくれたのです。
まずは自分の誕生を祝う前に両親に感謝すべき日です。

 ただ、感謝の念を表すのはとても良いと思いますが、
感謝や孝行の名の下に親の言うことを聞き過ぎるのは良くないことだと思います。
出産日というのはそれまで一心同体だった親と子が、臍の緒を切って、この世で独り立ちを始めた記念日でもあるからです。
誕生日=独立記念日ということです。
もちろん生まれてすぐに独立ができたわけではありませんし、家族としての絆は続きますが、
出産日から、独立した生物として、別々の人生が始まったのです。
いつか離れるということを意識しながら、距離を保って付き合うということを考える日でもあるのです。

誕生日=定期測定日・プチ天赦日

 そしてお誕生日は自分にとっての節目の日でもあります。
誕生日は生まれた日からの時間を定期的に測れる日です。
誕生日=定期測定日でもあります。
今自分が与えられている、能力、友人、ルックス、財産、しっかり測定してみましょう。
去年と比べてどうだったかな?
5年前、10年前と比べてどう変わったかな?
そんなあれこれを振り返り、現状を考えてみます。
そうすると月並みですが、周囲への感謝の気持ちに気づく日にもなります。
至らない所の多い自分が何とかやっていけるのも、周囲のお陰だと気がつきます。

 ただ、感謝を口に出して言うのは、私はシャイだからということもあり、
とても苦手です。それを口に出すと野暮な気がするし、友達との関係も
微妙に変化してしまう気がするのです。

大人になるとは「赦すこと」を増やすこと

 私が考えた感謝の方法は、相手の苦手な所を一つ赦すことです。

 父親の加齢臭を赦す、友達の小さな嘘を赦す、母親の小言を赦す。
人を赦すという発想は上から目線じゃない? と感じるかもしれませんが、
自分も含めて完全でないのが人間です。周囲に感謝しつつも許せないことも必ずあるはずです。それを一つ解放します。

 大人になるということは赦すことを増やすことだと私は思います。
お誕生日はその貴重なレッスン日です。
ただ祝われるという日にするのではなく、色々な目で見て、
自分の大切なきっかけにする。そういう風に考えるのが、
最近の私の流行りです。
バカ騒ぎだけの日にするなんて、勿体無いですよね。ふふふ。

ライタープロフィール

肉乃小路ニクヨ
東京の片隅でひっそり生き続けるちょっぴりしょっぱくてサワーなニューレディー。オーバー40歳、崖っぷち女装
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