ニューレディー入門 -淑女への道-

あふれる情報を上手く咀嚼するには?自分らしい軸やフィルターの作り方

洪水のように大量の情報があふれてくるSNSの時代、私たちはどのような取捨選択をすればいいのでしょうか?テレビが興った時代にラジオが生の情報を発信する媒体に変化したように、媒体にあわせて基準をみつける「軸」をつくることが大切かもしれません。

肉乃小路ニクヨのニューレディー入門

 一人暮らしをしていると音がないと寂しく感じます。
格好良いライフスタイルを送っている人はFMやお気に入りのボサノバとか
カフェ・ラウンジで流れるような音楽を流したりするのでしょうか?

 私は小さい頃、親があれこれと忙しくあまり構ってくれなかったこともあり、
テレビをずっと見て育ってきました。
だから、今も音がなくて寂しいと、点けるのはだいたいテレビです。

先生はテレビ

 私の言葉の先生はテレビでした。
物心ついた頃から日がな一日テレビをつけていました。
テレビでは幼児言葉や赤ちゃん言葉は使わないので、私はかなり小さい頃から甘ったるい赤ちゃん言葉や幼児言葉をほとんど使わず、大人が使うような言葉を話す子どもでした。
テレビは1日1時間迄とか、NHKしか駄目という指示もなく、 少なくとも1日7~8時間は観ていました。

 親が良い意味で教育方針のない人だったので、幼稚園児の頃から
大人と一緒に深夜番組なども観ていて、
たまにドラマの殺人シーンや怪談を観てしまうとしばらく暗い所が怖くなったり、
セクシーな番組を観てしまうとずっと興奮しておかしな言葉を発したりもしました。
しかも昔のテレビは規制が緩かったので、今のテレビより過激で大人向けでした。
思えば相当刺激的なものを小さい頃から観ながら大きくなったなと思います。

ライブのチカラ

 小学校2年生の時に東京から千葉の片田舎に引越し、
一人部屋を与えられて、部屋にラジオを置いてもらうと、
深夜ラジオを聴くようになりました。
親も小学生が毎日深夜0時くらいまでテレビを観続けるのは良くないと気付いたのか、
多少注意をされるようになり、23時頃になると部屋に戻って、寝落ちする3時くらいまで
ラジオをつけっぱなしにしていました。

 相変わらず1日7~8時間はテレビを観続けていたのですが、
色々なことがわかってくるにつれ、疑問や矛盾を感じるようになり、
消化できない情報が増えてきていました。
それに対して、ラジオは答えをくれるわけではないけど
パーソナリティーが思っていること、現代社会に感じていることを素直に吐露してくれて、
ラジオのリスナーの悲喜こもごもの投稿にみんなで共感したり、
笑い飛ばしたりしながら、溢れる情報を消化することができたのです。